頸損だより1999冬(No.72)

秋の講演会「激論!ユニバーサルデザイン」

〜障害者・高齢者に『も』やさしいモノ・まちづくり〜報告

鈴木千春

9月19日、なみはやドームにて、住まいと道具研究所の相良二郎氏の講演【ユニバーサルデザインのおはなし】と、【おもしろ対談・相良二郎氏VS(連絡会会員)坂上正司氏】という2部構成で開催された「秋の講演会」。会場からの質問も活発で、みんなの関心の高さが感じられました。

最近、「バリアフリー」という言葉を耳にする機会が増えたように思います。この言葉は1970年代に生まれ、人がありのままに生きる事を妨げるモノやコト=障壁。「障壁を取り外す」という意味の言葉です。今回の講演テーマは「ユニバーサルデザイン」。聞き慣れない言葉かもしれませんが、1990年代に「あらゆる建築物や製品は設計の当初から誰でも利用できるように最大限の努力をはらって設計するべきである」と提唱されました。しかし、現実的には、100%誰もが、いつでも利用可能な建築や製品を設計する事は不可能である。けれど、これからは「バリアフリーからユニバーサルデザインへ」ではなく「バリアフリーをユニバーサルデザインで」。これをキーワードに、さらにやさしいモノ・まちづくりが発展されることに期待すると共に、障害をもつ我々が社会の理解を得るためにも、さらに発信していかなくてはならないのではないだろうか。

参加者数

会員&同伴者30名
外部8名
ボランティア10名
合計48名
*タクシー手配2件(1台同乗)
*付き添い介助2件

感想

注 写真は省略しました。

戻る