昨年11月14日に長居スポーツセンターでボランティア部の第3回目の勉強会を行いました。前回の「頚損の知識講座」では頚髄損傷という障害とその様々な症状について詳しく説明しましたが、今回はその内容をふまえて、12月に予定の宿泊訓練を念頭に置きつつ、頚損者と宿泊した際に必要となる介助全般について実演を交えながらわかりやすく説明しました。
取り上げた主な項目は、車イス/ベッド間の乗せ換え、着替え、寝る際の床ズレ予防、収尿器の着脱と導尿(実演できないので資料で説明)、貧血を起こした際の対応などです。特に頚損の場合は、乗せ換え、着替え、寝る準備の際などに注意しないとすぐに床ズレができてしまうので、その点は特に念を押して説明しました。
あいにくと参加したボランティアはたったの5名でしたが、皆さん分からないところを質問しながら熱心に聞いておられました。もっと沢山の皆さんに参加してもらえなかったのが残念です。
※なお、12/11〜12に予定していたシリーズ四回目の宿泊訓練は、結局参加希望者が少なすぎたため中止せざるをえませんでした。無念!