頸損だより2000春(No.73)

梅田編Part.2

赤尾広明が行く車椅子でシネマップ


今回は「梅田編Part.2」ということで、

梅田にあるミニシアター(単館)4館を紹介します。

(1)★テアトル梅田★

梅田ロフトのB1にあります。B1にはロフト内にあるエレベーターで行けます。テアトル梅田は「1」と「2」の2館ありますが、どちらも段差、階段はないから車椅子でも全く問題はありません。車椅子で見る位置は両端の縦の通路のどちらかになりますが、どちらでもとくに見えにくいということはありません。ロフトの休館日または営業時間外は前記のエレベーターを利用することは出来ませんが、ロフトの正面から見て右側の奥にある社員通用口の警備員に事情を話せばロフト内にある荷物用のエレベーターを使わせてもらえます。ただ、この社員通用口には階段がありますから、そのときは反対側にある車両の出入り口から入れてもらいましょう。こちらから入っても段差、階段はありません。館内には車椅子用のトイレはありませんが、ロフトの2Fにあります。

(2)★梅田ガーデンシネマ★

梅田スカイビルのタワーイースト4Fにあります。4Fにはタワーイーストの北西にあるエレベーターで行けます。(中央にあるエレベーターでは行けません)。梅田ガーデンシネマは「1」と「2」の2館ありますが、どちらも段差、階段はないから車椅子でも全く問題はありません。車椅子席が最前列の左右に1席ずつあります。最前列といっても小さな映画館だし、スクリーンまでは少し距離があるんで見にくいということはありません。一般客とは別の扉から入れてもらえますし、車椅子席はまず空いてるだろうから、話題作でも上映時刻ギリギリに行っても多分大丈夫だと思います。(「絶対大丈夫」とはいえませんが)。

(3)★シネマアルゴ梅田★

梅新にある東映会館のすぐ隣、梅新壱番館の6Fにあります。6Fまではエレベーターで行けますし、どこにも段差や階段はないから、車椅子でも全く問題はありません。ただ、初回の上映を見るときは気を付けてください。映画館は初回の上映開始時刻の20分くらい前までは開いてないから、エレベーターで上がってもまだシャッターが閉まってるかもしれません。(そのせいで僕は2度ほどエレベーター内に閉じ込められそうになりました)。車椅子で見る位置はスクリーンに向かって右側の縦の通路になります。立ち見が出るほど混雑したときはこの通路にパイプ椅子を並べることがあります。もし自分の前か後ろにパイプ椅子を置かれたら身動きがとれなくなるんでご注意を。混雑時はなるべく扉の近くにいたほうがいいでしょう。また、待合いスペースが狭いんで、話題作は少し早めに行ったほうがいいと思います。係員が誘導してくれますが、最前列で鑑賞させられるかもしれません。

(4)★扇町ミュージアムスクエア★

行ったことはないんですが、階段しかないようです。まず入り口に高さ約10センチほどの段差があるんですが、ここは隣のカフェから入らせてもらうとチケット売場まで行けます。でも、チケット売場から映画館までは階段。もし行かれる場合は係員が少ない上にほとんどが女性だから、 事前に連絡する必要があります。裏口があって、そこから行けば数段の段差があるだけのようですが、これはまだ未確認なんで分かりません。


梅田にあるミニシアターは上記の4館6スクリーンですが、

心斎橋と九条にもあるんで、次回はそちらのミニシアターを紹介します。

シネヌーヴォ梅田とシネマワイズ梅田は去年閉館しました。


前回紹介した「東宝の上映スケジュール」のアドレスが、

http://www.toho.co.jp/th-link/n-th7.htm#OSAKAに変わりました。

注 図は省略しました。

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