6/11(日)。今年も恒例の大阪頸損連絡会主催「電動車イス試乗会2000」(後援:社会福祉法人大阪市社会福祉協議会)が大阪市長居障害者スポーツセンター体育館で開かれました。前日から降り続く雨に、参加予定されてる多くの方が来られなくなることを心配しましたが、連絡会員、連絡会以外の一般参加の方、ボランティアを含め約100名の方に参加頂きました。出展メーカーは14社。そのうち電動車椅子の出展は6社、その他はジョイスティック自動車、介護用リフト、褥そう予防ベッド・クッション、採尿・失禁ケア製品、車イス用持ち運びスロープ、屋外トイレでの携帯用車イス専用テント、シャワーチェア、消臭シート、手すり、寝たきり防止介護用椅子などいろんな出展がありました。参加者それぞれに車イスに試乗したりメーカーの方への質問など熱心にされてました。
電動車イスに関しては、各メーカーとも、シートの部分に注目をおく傾向があるように感じました。つまり、座り姿勢を大切にするというもの。長時間座っていても疲れにくい、また身体の部分的負担を軽減するよう工夫された電動リクライニング車が目立ちました。我々にとってシート重視の概念は車イス選びの重要な要素の一つでしょう。
ボランティアの方の感心の目を特に集めたのがジョイスティック自動車。ハンドル操作ではなく、ジョイスティック1本で運転する車である。今秋から関西でも2名、ドライバーが誕生するとか。今後の福祉機器の発展がとても楽しみである。
その他にも我々に便利な、または有効な物がいろいろと展示された今年の試乗会でしたが、参加できなかった方や、もっと詳しい事を知りたいとおっしゃる方は連絡会事務局か、次頁出展メーカー一覧をご活用下さい。