頸損だより2000秋(No.75)

必殺仕事人シリーズ

自立生活センターってどんなとこ?


「自立生活センター・やお」代表の坂本美津夫さんにお話しを伺ってきました。


まず、坂本さんの自己紹介をどうぞ。

昭和48年に交通事故により頚髄損傷となり、3年半の入院生活を経て在宅の生活。20数年間家から出ることも無くベッド上での生活をしていました。

平成8年の夏からヘルパーさんと訪問介護に来てもらい始めて、両親が亡くなってから施設入居はいやだったので、兄弟の世話になりつつ、ヘルパーさんの紹介で、1年間リハセンへ入院してトランスを獲得し、一人暮らしを始めました。引越し当日から生活できる状態にしてくれ、とても力になってもらいました。家は、オートドアシステムでドアの開閉を行い、お風呂は、ストレッチャー移動です。


では、「自立生活支援センター・やお」について聞かせてください。

2年前に一人の男性の自立生活に向けてみんなで動こうと言ったのがきっかけで自立生活センター「やお」の準備を同時期に始めたんです。準備会を1年半経て去年の8月1日に立ち上げた。10月1日に市町村障害者生活支援事業をうけ、運営委員は25名。事務局員は10名。

活動内容は、

など

今後は、ここから自立を目指す人が生まれていってくれたら嬉しいのですが、私達も勉強しながらですが、みんなと共に一人前にしていかないとね・・・。


最後にこれを読んでいるみなさんに一言。

人との接触の無い生活を長年送っていましたが、積極的に人と接するのが苦手で、やる気の無い時は何を言われても耳に入らないんですが、これを始めた事で色んな人と知り合いになれたし、みなさんも何でもいいから頭を突っ込んでみたらいいと思うよ。こうやって上手くいく場合もあるし、人生が変わる場合もあるしね(笑)


お近くにお越しの際は、いらしてくださいね。ボランティアさんも募集中です。

〒581-0868

八尾市西山本町2-10-11-104

「自立生活センター・やお」

Tel&Fax 0729-98-7979

注 写真は省略しました。

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