しばらくお休みしてましたが、今回の「車椅子でシネマップ」は難波編Part.2ということで、道頓堀サイドにある映画館6館と前回取り上げられなかった千日前サイドの敷島シネポップをご紹介します。
★OSスバル座
南OSビルの5Fにあります。5Fには南OSビルのエレベーターで行けますが、このエレベーターは地上からでも地下(なんばウォーク)からでも利用できます。館内に入るには後方の扉は階段の上なんで、前の扉からしか入れませんが、高さ5センチほどの段差があります。車椅子で見る位置は最前列になりますが、スクリーンが大きいうえに近いから全体を見渡すのは無理だし、かなり疲れるんで、ここはあまりオススメしません。とはいえ、同じ作品を上映してる梅田のOS劇場も階段(階段昇降機あり)なんで困ったもんです。係員に頼めば後方の座席までかかえてくれると思います。
★松竹浪花座
入口にはとくに問題はなく、館内の通路はすべてゆるやかなスロープだから、混雑してなければ好きな位置で見ることが出来ます。もし混雑していても最後列の左側にある座席を取り外して車椅子スペースを作ってくれるんでとくに心配ありませんが、車椅子用トイレの有無は未確認です。梅田で同じ作品を上映してる映画館は梅田ピカデリーです。
★SY角座 ★松竹角座
SY角座は角座ビルの3F、松竹角座は5Fにあります。角座ビルにはエレベーターがありますが、エレベーターを降りてから映画館に入るまでに階段があります。混雑時はやんわりと入場を断られる場合があります。梅田で同じ作品を上映してる映画館はSY角座は梅田東映パラス、松竹角座は梅田ピカデリーなんですが、梅田東映パラスは階段があります。
★道頓堀東映パラス ★道頓堀東映
道頓堀東映パラスはB1で階段しかありません。道頓堀東映は1Fですが、館内に入るまでに3段ほど階段があります。車椅子用のトイレはありません。梅田で同じ作品を上映してる映画館は道頓堀東映パラスは梅田ピカデリー、道頓堀東映は梅田東映なんですが、梅田東映は階段があります。
★敷島シネポップ
2000年夏にオープンしたばかりですごくキレイな映画館です。ビルの名前は分かりませんが、4Fに3館あって、3館とも前のほうに車椅子用のスペースが2席分あります。4Fまではエレベーターがありますし、混雑時の優先入場もありますが、あまり大きな映画館ではないし、完全入れ替え制(立ち見なし)なんで、見たい上映時刻のチケットが売り切れてる可能性があるから、少し早めに行かれたほうがいいと思います。同じフロアにフードコートがあるんで軽食はOK。梅田で同じ作品を上映してる映画館は東宝系の北野劇場、梅田スカラ座、梅田劇場、三番街シネマなどです。
難波にある映画館を2回に分けて紹介しましたが、難波の映画館は古いせいもあってかバリアが多く、17館中6館に階段があるし、6館に段差があります。こんな環境では車椅子だと気軽に快適に映画を楽しむことはできないんで、正直あまりオススメはしませんが、数年先にシネコン(映画館複合施設)を建設する予定があるようだから、そうなると少なくとも今よりは快適になるんじゃないかな。それに期待したいです。