頸損だより2001冬(No.80)

頸損連インターネットNEWS

桜井龍一郎
VZB07421@nifty.ne.jp

早いもので、今年もあとわずかですね。ほんとにあっという間に一年一年が過ぎていくように感じられます。皆さんにとってどんな年でしたか?


● ホームページ

一回お休みしました、もう一つのホームページ利用法の第3弾、今回は、主に役員の皆さんの間で使ってもらっている、事務処理用のページを幾つか紹介します。

まずは、電話連絡網確認ページ。ML参加の皆さんには、行事の前に専用ページから出欠を入力していただいていますが、この結果は、電話連絡網確認ページに反映され、電話連絡網を回す際に、誰が出欠確認済みで連絡の必要がないかを表示するようになっています。

つぎは、広告掲載一覧ページ。一番最近に追加したページです。頸損だよりに掲載する広告、どの号にどの会社の広告をのせるかの管理がけっこうややこしいということで、それらの情報を簡単に入力・確認できるように作ってみました。

その他、毎月の役員会議事録や会則、各種要綱、その他会運用用の資料などをウェブ上で見られるようにして役員の皆さんに使ってもらっています。私としても、これらのページを用意することで、ホームページ作りの練習にさせてもらっています。


● メーリングリスト

今回は、吉田君が投稿してくれた、初級システムアドミニストレータ試験の報告をご紹介します。数々の困難を乗り越えて受験に臨んだ吉田君の挑戦が、試験の、ソフト・ハード面のバリアフリー化へのステップになることを期待しています。


こんにちは、吉田憲司です。

初級システムアドミニストレータの試験受けてきました。昨日、今日は背中から首までガチガチで動けず終い。やっぱ五時間は応えました。

職リハとの事前話し合いで保健室を貸切にするからそこに泊まり試験もそこで受けるということになりました。フラットのベットも使わせてもらえるのでスホンジやまくらとリフター持参です。土曜の夜、九時に職リハ入りして保健室のベットに移ってそのまま就寝。朝、七時に起きて軽く手足動かしてコンビニで買ってきた豚まん食べて目がさめたところで車椅子に乗ったところで試験開始。

試験をどうやって受けるかで職リハとの事前にいろいろ試した結果、拡大コピーをホワイトボートにクリップ付の磁石で貼り付けて試験官に口頭で答を言って書きこんでもらう方法を採用し、家族には廊下で待機してもらって吸引の時だけ呼んであとは試験官にあーだこーだ言いながら進めていきました。当初はパソコンを使う方向で検討していましたが情報処理試験では認めてもらえませんでした。かわりに時間延長が認められ休憩を長く取れて助かりました。


一般 今回のうちのケース

午前は11時できりあげてベットに移り13:20まで休憩。午後は文章が長く何度も読み返すので集中力がもつかヒヤヒヤしましたがなんとかこなし見直しまでして五時前に終了。解答速報によると合否は五分五分といったところです。

今回の試験ではとにかく職リハはよく対応してくれました。先に書いたように当初はパソコンを使う方向で検討していて何度か情報処理技術者試験センターと交渉したものの現状ではここまでの譲歩が精一杯です、とのこと。試験方法を身体の障害にあわせてほしいといっているだけなんだけどね〜〜〜。医者がヘルパーの資格取るご時世ならば理解を求めるのも酷な事なのか?なんともくやしい気持ちでいると坊岡指導員曰く「吉田君、こうなったらなんとしても受かって前例つくらんとな。受かれば改善要望出しやすいしいくらでも文句いえるで。」

プレッシャーにつぶれた僕を尻目に職リハに火がついた形で話は進み結果、試験官二人つきのたいそうな試験となってしまいました。指導員の方々本当にごくろうさまでした。後は合否の発表が郵送で帰ってくるまで約一月、悶々とした日々が続きそうです。


ホームページアドレスは、
ハソコン版
http://isweb2.infoseek.co.jp/~rsakurai/oaq/
iモード版
http://homepage1.nifty.com/rsakurai/oaq/i/

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また、メーリングリスト、ホームページ、インターネット、コンピュータ利用に関するお問い合わせも上記メールアドレスか事務局まで。
注 写真は省略しました。

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