頸損だより2002春(No.81)
アクセス21議事録
●2001年12月19日
出席団体:佐々木(南大阪)・時田(ライザー)・鳥屋(頚損連)・北口(応援センター)
報告事項:
1. JR西日本エレベーター設置計画についての後押し〜利用しやすいエレベーターの設置を目指して〜
- 来年度からは、エレベーター設置計画に着手した段階から、相手側と話し合いの場を持ち、意見を伝えるようにする。
- 地元団体との連携を強化して、エレベーター設置について訴えていく。
- 業者、行政、市民を巻き込んでの勉強会を開き、実際に必要とする設備や、細かな問題点、実体験からの気付きなどを伝えていく。
(検討)
- どういった形式で勉強会を催すのか。
- どのようにして各団体、業者等の参加を促していくか。
- エレベーターに限らず、さまざまな設備の問題点を取り上げる。
- 2002年の3月頃に開催を予定。2月8日、もしくは15日にDPI石橋さんのJR交渉に向けた会議を開催予定です。
2. 交通局に対すること
- 赤バスは、12月現在で20台が走行。先
日の実証見分により新しく改造された赤バスは、平成14年度中に50台が各区を走行する予定。
- 新しく更新する市バスに関しては、すべてノンステップバスにするようです。
●2002.1.17(木)
出席団体:頚損連(鳥屋)・ライザー(時田)・応援センター(北口)
報告事項:
1.まちづくり委員会について
1月16日にまちづくり委員会が開催されました。特に変更のあった点としては、バリアフリーの対象となる集合住宅の規準が、以前は50戸以上だったのに対し、2000u以上へとなりました。(2000u=68uの2LDKを一戸とすればおよそ30戸。ただし新築に限る。)
2.交通局について
- 赤バスのスロープが新規で70本追加されました。大きさは120×86cmとなり、端には車輪が落ちないようにエッジを付けるという工夫がなされました。
- 地下鉄には129本のスロープが更新されました。大きさ、形は以前と同様です。
- JR寺田町駅と森ノ宮駅は、現在エレベーター設置工事中です。
検討事項:
1.勉強会について
前回の議事録でも触れたように、業者、行政、市民を巻き込んでの勉強会を開きたいと考えています。実際に必要とする設備や細かな問題点、実体験からの気付きなどを伝えていければと考えています。
- 業者や市民の参加をどのようにして促すか?
- バリアフリー法と絡めて勧めていってはどうか。
- テーマを市民全体の交通を考えることを 目的とする。
- テーマ
『これからの市民全体の交通を考える〜交通バリアフリー法ができてから〜』
- 目的
啓蒙と研究。いろんなケースをパターン化して考え、利用者にとって使いやすい ものにしていく。
- 参加してもらいたい団体
障害者団体、婦人団体、高齢者団体、交通アクセスを研究している団体、建築家
など。
以上の内容をベースにして、検討していく予定です。