頸損だより2002春(No.81)

お好み焼き屋さん

西村ただお

みんなーこんちはーほほほ

今回は関西人の99.25パーセントは好きというお好み焼き(ガセす)を紹介したいと思います。ちゅうか僕の行ってるお好み焼き屋の話しですけどね。前回の頚損だよりを読まれた方はわかると思うけど僕は大阪の十三というとても下町人情の暑さでホットケーキが焼けるとか焼けないとかの町に住んでますが、ここがまた車椅子でも住みやすい場所でカラオケに行きたければ家から5分のとこにあるし沖縄料理が食べたいとかなったら家から10分のとこにあるしとにかく車椅子OKの店は結構多いんです。そして今回のメインイベントのお好み焼き屋も家から6分ほどの場所にあってそこももちろん車椅子でもOK。


実を言うとその店に行ったことは2回くらいしかないんですがそれまでは階段しかなくその店は2階にあったので食べには行けないと思ってました。しかしある日淀川区役所に用事があり、行った帰りにフッとその店の横にあるビルをのぞいてみるとその店の名前「やじろべえ」と書いてあり中にはエレベーターらしきものがありました。「あらーここってエレベーターあったんやー」と初めて気づき知り合いにそのことを聞いてみるとあの店は階段とエレベーターもあるよとのこと。早速その店に食べに行く計画を立て友達4人で食べに行きました。


まずエレベーターは車椅子は1台は入れるスペースで人も2人は入れた気がします。そして2階に上がり店の中に入ったら驚きました。通路がやたら広いのです。車椅子2台が横に並んでもいけるくらいの広さで机と机の間隔も結構取ってあり車椅子だけのメンバーでもいけると思います。肝心なお好み焼きの味ですが普通のお好み焼きとは少し違い山芋が多いのかお好み焼きというより韓国のチヂミといった感じです。焼きそばも食べましたが上に半熟の卵が乗せてあり少しマイルドになります。


とにかく自分のイメージではお好み焼き屋というのは机がギッシリ並んであり通路も狭く慌しいといった感じやったのですが、この店はそういう感じがしないのですごく気に入ってます。

注 写真は省略しました。

戻る