それは川畑さんからの提案がきっかけでした。頸損連のホームページに絵画などの会員の美術作品を紹介することはできないかと問い合わせをいただき、これはぜひ実現しようということで、まずは、個展を何度も開くほど、すでに多くの絵画作品を創作しておられる川畑さんご自身に何点かをデジタル画像を用意していただいて、2月24日より、「会員ギャラリー」コーナーとして公開しました。現在は川畑さんの作品しかありませんが、広く会員の方の出展を募集しておりますので、ご希望の方はぜひとも会までご連絡ください。デジタル画像をご用意していただけるものであればジャンルは問いません。
そのほかの情報としては、前号の頸損だより81号でも紹介されました、交通事故により障害者となった方に対する介護料支給について、「頸髄損傷データベース」コーナーから関連ホームページにリンクしましたので、交通事故で頸損になられた方で、まだ介護料支給を受けていない方はぜひ手続きなさってください。
また、3月2日にホームページのカウンターが30000を刻みました。訪れていただいた皆さんありがとうございました。
4月11〜13日に大阪南港のインテックス大阪で「バリアフリー2002」が開催され、多くの福祉機器が展示されました。会員からもけっこう参加者があったようで、その話でメーリングリストも盛り上がりました。会員の目に留まったものとして、普通乗用車で電動車椅子が乗り込めるニッサンの「セレナ・チェアキャブ」や、従来のものの半額での販売を目指して開発中の、「JRプロダクツ」の車椅子用手袋などの、便利そうな展示品の報告がありました。その一方で、私もこのメールを読んで驚いたのは、盲導犬の入場を拒否されたという報告。仮にもバリアフリーと銘打ったイベントでこの対応とは、日本の障害者の生活向上もまだまだだなあと感じてしまいました。