頸損だより2003夏(No.86)

2003年度大阪頸損連絡会 支部総会 報告


2003年度の大阪支部総会が、4/27堺市泉ヶ丘の国際障害者交流センター「ビッグ・アイ」で開催されました。例年よりは参加者も少なくこぢんまりとした総会でしたが、大阪頸損連としては初めて利用する「ビッグ・アイ」で、会場までの主要乗り換え駅で参加者への乗り換え案内を実施し、総会資料はプロジェクターを使用しスクリーンに投影してみたり、同じ会場を利用することになる6月の全国総会に向けて準備も兼ねた開催を試みました。

今年度の支部総会で最も大きな話題は、役員改選で新しく会長に赤尾広明氏が就任したこと。そのほか兵庫頸損連の4/1発足が三戸呂氏から報告され、続いて太田氏手作りのくす玉がそれを祝いました。また無年金障害者問題の活動報告が谷川氏よりなされ、全国総会大阪大会のPRが松崎氏から行われました。

その他の議事では、今年度から大阪頸損連としてはDPIを退会し、これまで通り全国頸損連としての団体加盟で活動を継続する。また、これまで会の連絡窓口、外部からの問合わせ窓口は役員各人の自宅電話であり、ボランティア調整や活動に掛かる通信料も役員の持ち出しでしたが、事務所を持たず会専用電話もないため、せめて会の連絡窓口用に携帯電話1台を購入しその維持費を予算計上すること。また、活発な活動、行事開催により財政難である会運営費を抑えるために機関紙「頸損だより」のページ数、印刷部数を限定し、製本形式もしばらくの間変更することで経費削減し対応する。などが報告されました。

■以上(鳥屋)

−2002年度活動トピックス−

【行事全般】

行事としては、ほぼ月一回のペースで2002年度は計13回開催。うち講演会や勉強などの啓発活動と、レクリエーションなどの親睦交流との開催割合が5割ずつ。外出が困難な会員方への自宅から会場までの当会ボランティアによる送迎介助も若干ながら対応し、参加しやすい行事を目標にしている。

【地域交流会】

多くの外出困難であったり受傷後未だ外出慣れしていない会員の方と会との距離が縮まるよう、またより地域に根ざした活動となるよう年一回であるが、会の側から会員方が住む各地域へ出かけていき、その地域に住む方たちが集まりやすい地域交流会を開いている。

【講演会・勉強会】

あるテーマに対し得意分野であったり専門分野である会員がそれぞれ発表したり、相互に報告しあう形式のものや、頸損者にとっては特有の身体的に身近な問題をテーマに挙げ(「脊髄空洞症」など)勉強会を開催している。

【病院との協力】

脊損病棟を持つ病院(星ヶ丘厚生年金病院)との接点を持ち、受傷後間もない頸損入院患者の方やご家族の方を対象にした学習会のようなものを病院側の協力のもと院内で開催している。入院中の方に頸損会の存在を知ってもらい、退院後も会と繋がりが持ちやすくなれることを目的に行っています。

【ボランティア講座】

ボランティアの方たちに車椅子に乗ってもらい街に出かけたり、食事介助を受けてもらい「介助される側」の体験を通じて、介助の実践の場で活かすことのできる講座としている。また頸損当事者の存在をより身近に知ってもらい、ボランティア活動に興味を持ってもらえるよう開催している。

−2002年度活動報告−

※なお、主催☆、共催★、参加◆とする
◎レクリエーション企画・他
 5/26 街に出よう
 6/ 9 バーベキュー大会
 9/23 ボッチャー大会「ボッチャdeボチボチ交流会」(京都頸損連絡会と合同)
12/ 7 地域別ミニ交流会(北大阪・北摂地域編)
 1/19 新年会
 3/23 文化イベント
◎勉強会
 6/29 星ヶ丘病院ミニ・フォーラム「頸損者の退院後の生活あれこれ」
 7/20 会員ミニ勉強会Vol.3「脊髄空洞症について語り合う勉強会」
 8/11 ボランティア・イベント
10/27 秋の講演会「重度四肢麻痺者にとっての支援費支給制度」
〜あと半年 いったいどうなる?われわれのくらし〜
11/16 会員ミニ勉強会Vol.4「介助者の入った生活」
 2/ 1 星ヶ丘病院ミニ・フォーラム「住宅改修」
 3/23 春のフォーラム「スタート直前!支援費制度」〜もう一度みんなで考えよう〜
◎頸損だより 4回発行 ◎事務局通信 7回発行
 6/22 No.82頸損だより発行  4/20 事務局通信No.22発行
 9/21 No.83頸損だより発行  5/11 事務局通信No.23発行
12/14 No.84頸損だより発行  7/13 事務局通信No.24発行
 3/22 No.85頸損だより発行  8/10 事務局通信No.25発行
 10/12 事務局通信No.26発行
 11/ 9 事務局通信No.27発行
  2/15 事務局通信No.28発行
◎行政交渉関係
11/ 1 対大阪市オールラウンド交渉
12/ 2      〃
12/13 大阪府ホイスト給付事業交渉
◎会議等
 4/28 大阪頸損連絡会総会
 5/11 全国頸損連絡会総会(静岡大会)
 9/ 8 全国頸損連絡会代表者会議
 3/ 9    同    上
◎役員会
 4/21 4月期役員会  10/13 10月期役員会
 5/ 6 5月期役員会 11/10 11月期役員会
 6/ 2 6月期役員会 12/ 1 12月期役員会
 7/14 7月期役員会  1/12  1月期役員会
 8/ 3 8月期役員会  2/ 9  2月期役員会
 9/16 9月期役員会  3/16  3月期役員会
◎その他
 5/3〜6 世界ペット博覧会わんわんフェスタ 頸損連ブース出展
神戸ボランティアサークル関係
10/ 5 神戸福祉フェア
 2/ 9 神戸市中央区ボランティア交流会
アクセス関係
アクセス21定例会(毎月一回)
1/17, 1/24 JR西日本交渉

−2003年度活動予定−

●全体行事
担当
 4/27(日) 大阪支部総会(鳥屋)
 5/11(日) 街に出よう(鳥屋)
 6/7〜8(土・日) 全国総会大阪大会(役員全員)
 7/ 5(土) 星ヶ丘ミニ行事(延澤or鈴木or東谷)
 7/21(祝・月) フォーラム「テーマ:恋愛」(赤尾)
 8/24(日) ボランティアイベント(森)
 9/21(日) 講演会「テーマ:人工呼吸器」(東谷)
+文化イベント(川畑)
10/12(日) 大阪京都合同レク「琵琶湖へいこう」(松崎)
11/ 1(土) 星ヶ丘ミニ行事(延澤or鈴木or東谷)
11/16(日) 会員勉強会「支援費半年振り返り」(坂上)
12/13(土) 地域交流会(鈴木)
 1/18(日) 新年会(未定)
 2/14(土) 会員勉強会「テーマ未定」(延澤)
 3/ 6(土) 星ヶ丘ミニ行事(延澤or鈴木or東谷)
 3/20(土) ボッチャ大会(太田)
●機関誌発行●役員会
  ・ 4/12(土) 事務通発送 ・ 4/20(日) 役員会
  ・ 5/10(土) 事務通発送 ・ 5/ 3(祝・土) 役員会
  ・ 6/21(土) 頸損だより発送 ・ 6/ 1(日) 役員会
  ・ 7/19(土) 事務通発送 ・ 7/13(日) 役員会
  ・ 8/16(土) 事務通発送 ・ 8/10(日) 役員会
  ・ 9/20(土) 頸損だより発送 ・ 9/14(日) 役員会
  ・10/18(土) 事務通発送 ・10/ 5(日) 役員会
  ・11/ 8(土) 事務通発送 ・11/ 9(日) 役員会
  ・12/20(土) 頸損だより発送 ・12/ 7(日) 役員会
  ・ 1/17(土) 事務通発送 ・ 1/11(日) 役員会
  ・ 2/ 7(土) 事務通発送 ・ 2/ 8(日) 役員会
  ・ 3/27(土) 頸損だより発送 ・ 3/ 7(日) 役員会

−2003年度 新役員体制(案)−

会  長 赤尾 広明(新任)
事務局長 鳥屋 利治(留任)
編集部長 松崎 有己(留任)
ボランティア部長 森 雄一 (留任)
会  計 比嘉 昌美(留任)
会計監査 太田 康裕(留任)
 〃 福山 和寿(留任)
○2003年度 新役員会部員メンバー(案)
会長 赤尾
事務局長 鳥屋
  局員 桜井(HP担当)
 吉田(ML担当)
 延澤(星ヶ丘行事担当)
 三戸呂(兵庫頸損連担当)
 坂上 (  〃    )
 木村(名簿管理担当)
 東谷
 川畑
編集部長 松崎
  部員 鈴木
 増井(なかまコーナー担当)
ボラ部長 森
会計 比嘉
会計監査 福山
 〃 太田
○各部局の主な仕事
会長 大阪頸損会総括
事務局 HP運用、ML運用、名簿管理、タック印刷、発送作業、会場手配
編集部 機関誌編集
ボラ部 Vコーディネート、V募集、V取りまとめ、行事V保険
会計 入出金管理(会費、カンパ、支払など)
会計監査 会計監査

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