頸損だより2005夏(No.94)

兵庫大会・韓国メンバー滞在エピソード

これが私たちの一週間

リポート 鳥屋 利治

5月6日(金)  FRI
15:00 関西空港 到着 ANA航空 NH172便
16:00 JR明石駅へ移動(電車)開始
19:30 ウェルカム・パーティー 大久保町「自由邸」
20:30 日韓ボーリング大会
22:00 パーティー&日韓ボーリング大会終了
23:00 ホームステイ先&ホテル到着
宮野邸、三戸呂邸、明石キャッスルホテル

前述、宮野秀樹氏のソウル旅報告にあった通り、3月に会って以来の再会。ソウルの彼らに日本の頸損連の大会を見てもらおうという計画が実現した日です。  来日初日、明石にて大会実行委員会で歓迎パーティーを。一腹ごしらえし、日韓ボウリング大会。レッツ!ボウル!! 受傷後、ボウリングは初めてという韓国メンバーも。大阪頸損手作りのボウリング転がし台を太田氏が大阪から担いできてくれました。夜な夜なボウリング交流を楽しんで気がつけば22時半。韓国メンバーはホームステイも兼ねた分宿。宮野邸には通訳ボラが居てくれましたが、三戸呂邸には通訳者ナシ状態。明石弁とソウル弁で、果たして意志の疎通は出来たのだろうか…。


5月7日(土)  SAT
7:30 朝食
9:00 ホームステイ先から移動開始
10:00 舞子ビラ到着
11:00 シンポジウム打ち合わせ
12:00 昼食
フリータイム
13:30 大会 講演会開始
14:30 シンポジウム開始
16:30 シンポジウム終了
17:30 レセプション受付
18:00 大会レセプション開始
20:30 大会レセプション終了
22:00 舞子ビラ泊

滞在2日目。それぞれの分宿先から一路、大会会場の舞子ビラへ。この日のシンポジウムではキム・ジュンウ氏にも受傷後の体験や韓国当事者の現状など発表してもらい、夕方からのレセプションでは、全国から集まった頸損各支部の皆さんとそれぞれのテーブルで交流を深めました。

ゴスペル歌手をしているというアン・ソンビン氏が「釜山港へ帰れ」を韓国語の美声でプレゼントしてくれました。さすが、え〜声。


5月8日(日)  SUN
7:30 朝食 舞子ビラ
9:30 総会受付
10:00 総会開始
13:00 総会終了
14:00 オプションツアー 神戸散策
17:00 オプションツアー終了
19:30 夕食&フリータイム
21:30 ホテルオークラ泊

滞在3日目。この日は朝から総会。色〜んなテーマの話があり通訳ボラの方も四苦八苦。午後からは大会参加者やボラと共に、オプションツアーで3グループに分かれて神戸散策。明石大橋組は気持ちいい風に吹かれ、海峡と橋の最高の景色をバックにしばしのんびり。この夜、韓国メンバーは神戸泊。夜のメリケンパークのイルミネーションにうっとりしながら、モザイクで学生ボラたちとお好み焼きを堪能。


5月9日(月)  MON
10:00 ホテルオークラ チェックアウト
11:00 昼食フリータイム 南京町
12:00 移動(電車)
13:00 兵庫リハ見学
15:00 見学終了  移動(電車)
17:00 メインストリーム協会到着

滞在4日目。午後からの兵庫リハ見学の前に南京町で腹ごしらえ。みんなで歩きながら食べる南京町の一品はどれも旨い。兵庫リハでは、訓練課、リハ室、福祉機器展示場など見学。頸損連としてのホスト役はこの日で終わり。韓国メンバー皆との別れを惜しみながら、みんなをメインストリームまで見送った。


5月10日(火)  TUE
10:00 メインストリーム協会にて研修
17:00 研修終了  ホームステイ

5月11日(水)  WED
10:00 あるるにて お好み焼き&チヂミ交流
17:00 交流終了  ホームステイ

5月12日(木)  THU
8:00 伊丹空港へ出発
14:00 東京 全国大行動に参加
19:00 大行動終了 代々木オリンピックセンター泊

5月13日(金)  FRI
6:00 成田空港へ出発
10:45 ソウルへ ANN航空 907便

この辺りまでくれば韓国の皆も相当疲れてるハズ。しかし、まだ滞在行程は続く。メインストリーム、あるるでの研修、そして最後に東京での全国大行動に参加し、ソウルへ帰国。なんとタフなことだろう。その体力、精神力に感心させられる。キムチの底力か?! ちなみに宮野氏が全国行動のあの人渦の中の東京で偶然にもジュンウ氏に出会え、ホームステイ時にプレゼントすると約束した DVDが手渡せたそうだ。それは「風の谷のナウシカ」だ。

注 写真は省略しました。

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