頸損だより2006夏(No.98) 2006年6月24日発送

睦美展へ行ってきました。

守口市 桑本義美

4月28日(金)好天に恵まれた当日、大阪市内生野区近鉄今里駅近くで4月15日(土)から、個展をされておられる協力会員、坂上睦美さんの、ギャラリー展に行ってきました。

10年来お世話いただいて居るヘルパー福井廣子さんの同行で、行き帰りの交通便は、今年4月から守口市で、第一号を設立されたNPO守口送迎の車を、お願いし、守口市から片道40分午後3時すぎ、レストランカフェOwl(アウル)店に。


上がり口すぐ横壁一画に上の方まで、蔦の葉が今を盛りに生い茂っている踊り場から、クリンカータイル仕上げの階段を、手すりずたいに2階へ入り口左に目を奪われる程の陶器の置物がズラリ、一息ついて目線を中へ移すと、右一面、天井までのガラス張り越しに今里の景色が一望、へ〜ぇ!こんないい場所があったのか。暫く外の景色にみとれ一息ついたところで、店内中程には、仕切り替りにフラワーボックスが置かれ観葉植物が、又目を引く。左に目を移すと、ベンチシートの背もたれは、淡いうぐいす色で高さが波を打っているような変化の丁度中央あたりにたてながの、タマゴ型をした大きなミラーの縁取りが葉模様をした、鏡の両サイドに、7展の作品 「いらっしゃい」。 廻りの淡い壁面に、ピッタリのような濃い目のファション姿の坂上睦美さんに、迎えてもらう。

「本当に久し振りだね」。3年位前の、大阪頚損の新年会で、御一緒して以来の再会だと思う。随分綺麗になられたなぁ。大人の女性と言うオーラが全身から出ているのが、感じとれた。ヘルパーさん、NPO守口送迎の方達とお茶を飲み一息ついて、一展一展見せて頂く。

恋人どうしの愛をテーマにされた作品らしく、どの作品を見ても ほんわか する思いである。私の年齢になると(64歳)これ以上の表現をすることは無理のような気がする。会員の皆さんに、少しでもこれ以上の表現を伝える事が出来たらと思い、タイトルだけでも目をとうして、感じ取って頂ければと思います。


◆タイトル 「似た者同士」

あなたに出会えて本当にうれしぃ。

◆タイトル 「いつまでも」

ずっと一緒に生きていこうね。

◆タイトル 「踊る気持ち」

一緒にラララ

◆タイトル 「桜の咲く時」

お花もキレイね うん。

◆タイトル 「これから」

結婚しようね ずっと一緒にね。

◆タイトル 「朝ごはん」

一緒に食べるとおいしいね。

◆タイトル 「生まれ変わっても」

二人の愛を天国までも。


以上の7作品が、濃紺の縁取りで、大きさはA4サイズ位だったとおもいます。作品を見せて頂くまでは、デパートの個展などで目にする、油絵のような絵だけを頭に描いていたので,いっそう一展一展の作品が ほんわかしたおもいです。

タイトルを読まれて、皆さん、お気ずきでしょうか。そうなんです。今の彼女と、彼そのままを作品にされたようです。彼とは? 会員の皆さんも行事、催し等でいつもカメラマンをされておられる黒縁のメガネのキャラが、ピッタリの合田享史さんをご存知だとおもいます。彼と、GW明けには、入籍の予定もなさるようで、皆さんが、頚損だよりを、読まれる頃は、坂上睦美さんが、合田睦美さんに  夏を前に一足先にアツイ、アツイ毎日のようです。一時間チョットお邪魔し、帰りも、NPO守口送迎の車で、家の近く迄帰り空を見上げると、雲ひとつない澄み切った何処までも青い空、改めて、又ホッとした気持ちになれました。今回の、睦美展に作品を展示される場をお貸しされたレストランカフェ(アウル)様有り難うございました。又今一段と多忙の中時間を取っていただき、同行して頂いたヘルパーさん有り難う。帰りの時間まで待って頂いた、NPO守口送迎の岡部さんご苦労さまでした。今回の投稿で活字にして頂いた事務局の皆さん、益々のご活躍をお祈りし御礼申し上げます。有り難う御座いました。


坂上睦美さん 合田享史さん

本当におめでとう×2


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