PRIDEのチケットが1枚当たったので、観戦時間が長いので、1人で車いすで入るとトイレの介助やお茶を何回か飲ませてもらわなければいけないので、主催者や大阪ドームに問い合わせをして、介護を頼んでみたところ、こちらでは一切できないと言われ、それならヘルパーさんと行くので、トイレの間だけヘルパーさんが中に入れないか?それともトイレに行くのに僕を外に1度出してもらうことができないか?聞いてみても全く取り合ってもらえず、チケットをもう1枚買うように言われ、納得いかなかったがしょうがないので、インターネットのPRIDEサイトの掲示板に、その日に観戦に行きチケットを持っている方に、中で介護してもらえないか募集をかけていたところ、東京から4人で観戦にくる方が、1人都合ができたので観戦することができないので、余っているチケットを無料で譲ってくれるというありがたいお話しだったのですぐに連絡をして、お願いすることに・・・・・。
5月5日の当日は2時ごろ家を出て、お土産のお菓子を買って、大阪ドームに向かうことにしました。大阪ドームに着いたときには、もう向こうの方は着いているのだが、広いのでなかなか会うことができなかったが、なんとか無事会うことができ、お菓子を渡して代わりにチケットをもらい、みんなで大阪ドームをバックに写真を撮って別れることになりました。
僕は、近くのコンビニでド−ムの中で食べるようにおにぎりと2つと唐揚げを買って会場に向かいました。チケット3塁側だったのだが、係員がアリーナと勘違いして途中まで案内していたのだが、チケットを見てスタンドの席なので、1塁側の車いす席で観戦することになりました。僕の前にはテレビ中継用のカメラがセッティングされていて、ドームのモニター、実際のリング、のほかにテレビで中継している場面も直接見ることができたのでラッキーだった。始まるまで時間があったので、もう先におにぎりを食べて腹ごしらえをしておく。
5時少し過ぎに場内が暗くなり、高田とヒョードルがリングに上がって、開会の挨拶をし、先週全員が呼ばれて入場セレモニーは終わった。
第1試合は、○ローマン・ゼンツォフ(KO)ギルバート・アイブル×
アイブルが下になる場面が続いたが、なんとか立ち上がったところでのパンチでのKO劇でした。
第2試合からは、PRIDE無差別級グランプリ2006 1回戦 で
○ファブリシオ・ヴェウドゥム(アームロック)アリスター・オーフレイム×
この試合は立ち技での展開が多く、グランドの展開になると、さすが、柔術王らしく簡単にアームロックを決めて1本勝ちでした。
第3試合は、○マーク・ハント(KO)高阪剛×
高阪がマークハントのパンチにひるまず、打撃戦を挑み、膝ががくがくなりすごい鼻血を流していたが、心が折れずに向かっていって、途中グランドに持ち込みチャンスはあったのだが、残念ながら最後はパンチとひざでKOされてしまった。高阪はこのトーナメントに引退をかけていたので、ラストファイトになってしまったがすごく感動的でした。
第四試合は、
○ジョシュ・バーネット(アームロック)エメリヤーエンコ・アレキサンダー×
1ラウンドは、立ち技の展開でジョシュが押される場面が続いたが、2ラウンドに入り、すぐにテイクダウンを奪うとアームロックを決めて、逆転勝ちでした。
第5試合は、○藤田和之(KO)ジェームス・トンプソン×
藤田が猪木の事務所をやめていたので、入場曲がどのような曲になるか気になっていたが、ジミヘンのパープルヘイズで入場してきたのでなかなか似合っているなあと思いました。試合の方は、体重差があり、パンチで追い詰められるシーンが多く、藤田もやばいかなと思いましたが、いいパンチが1発入ったので、畳み掛けるように細かいパンチの連打でダメージを与え、最後はものすごくきれいなパンチが決まって、トンプソンがひざから崩れ落ち、大逆転で、ものすごく興奮しました。
ここで休憩があり、ラウンドガールの紹介とアナウンスが行われて
第6試合は、○ミルコ・クロコップ(KO)美濃輪育久×
ミルコが、パンチの連打でプレッシャーをかけ、ハイキックを出すまでもなく、美濃輪が倒れたところを上からのパンチの連打でKOでした。これは力の差がありすぎて一方的な試合でした。
第7試合は、○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(腕ひしぎ逆十字固め)ズール×
この試合も簡単にノゲイラが、テイクダウンを奪うと簡単マウントをとって、すぐに腕ひしぎ逆十字固めに移行して1本勝ちを決め完勝で、関節技に移るのがものすごく早いなとびっくりしました。
ラストの第8試合は、○吉田秀彦(三角絞め)西島洋介×
西島がパンチで威嚇するが、全く当たらず、すぐに組み付かれて、グランドの展開になると全く動けず、簡単に吉田が三角絞めを決め、完勝でした。
最後は、今日勝って二回戦に進出する選手が全員リングに上がり挨拶をして終了しました。
演出が派手で、格好良く、半分ぐらいはモニターを見ていましたが、生で見るのはやっぱり臨場感が全然違っていて、すごく面白かったです。