頸損だより2008秋(No.107) 2008年9月27日発送

なにわ演芸ボランティアの仲間になりました

守口市 桑本義美


梅雨時期真っ只中の曇り空の下6月28日(土)以前から何度か連絡を取り合っていた、大阪頸損連絡会の協力会員の、合田さんのお誘いで、京阪香里園駅近くの、東香里病院へ二人コンビで、慰問に行って来ました。

病院の方と合田さんが前もって、打ち合わせをされておられたので、午後一時前には入院の皆さんが、会場へ。ほとんどの方が高齢の方で、又車椅子の方がほとんどで、34〜5名の方だったでしょうか。後は、身内の方病院の職員の方総勢44〜5名の皆さんの前で、2008東香里病院バラエティショウの開幕、私の大声で。

全身チャイナ服のいで立ちの合田さんのマジックショー。トランプショーから始まり、大きなノートの絵が一瞬にして消えるマジック。何も入っていないはずの紙袋の中から色々なものが次から次に出てくる。これも、不思議。最後は、きれいな花がパッと出て大喝采。 いよいよ私の番。私は、ハーモニカショーと、銘打って持ち時間の30分の間に、童謡2曲演歌2曲を皆さんに歌って頂き最後に、独奏で知床旅情を聴いて頂き、曲の間に私の障害者になった時の話など混ぜ、何とか終わる事が出来、最後に職員さん達と会話の後、記念撮影で、終わりました。

東香里病院の皆さん本当に有り難う御座いました。

6月30日合田さんからメールが入り、代表の方にも話しましたので、7月13日(日)豊中方面の老人ホームの、慰問に行きませんか。東香里病院の慰問は私にしたら、入試試験のようだった気がする。

7月13日(日)真夏日がジリジリ照り付ける中、有料老人ホームクルーヴ豊中・服部へ、案内して頂いたホールは、さすが有料老人ホームだけあって内装がステキな雰囲気の感じがする。なにわ演芸ボランティアの方とは初対面だったし、準備に一時間近くかかるそうなので、この時間に、なにわ演芸ボランティアを、皆さんに紹介しておきます。

創立は、昭和38年だそうで半世紀近く続いてるそうで、NHKの「週刊ボランティア」でも紹介された実績のあるグループで、今の代表の方は二代目だそうです。活動は、月一回日曜日(第三日曜日が基本)を利用して、大阪府下・他府県の老人ホームなど各種施設を慰問されておられるとの事と、言っている間に準備も終わったようです。

色々セットをされたのを見ていると、これは、本物やな〜。新歌舞伎座のミニのような感じ。特にミキサーの設備は本当に立派なものでした。ホールの間取りもよく、ホームの皆さんの位置からは、私たち控え者が見えず、真ん中に42インチ位の液晶テレビ、その横に観葉植物のオリズルラン。両サイドに黒のソファー、横に高さ2Mぐらいあるだろうか、ペペロミアが濃紺の遮光カーテンを閉めると、両サイドの照明で壁に浮き上がり、天井の照明もダウンライトだけ、なんとスゴイ演出か。リーダーの司会で、日本舞踊・詩吟と続き、私の持ち時間七分のハーモニカ。皆さん一度、合田さんの落語を見ていただきたいですね〜。スゴイの一言! 最後にマジックショーで、箱の中の人が一瞬にして入れ替わるイリュージョン。一時間三十分タップリの演芸に、皆さんから拍手が鳴り止まないほどのなにわ演芸でした。

別室でリーダーが用意された弁当を、総勢八名の皆さんと食べながら、次回の慰問日程の報告、年内は全て予定が入っているようで、私も、一緒に参加するつもりです。何時の日か、大阪頸髄損傷者連絡会の皆さんの前に、なにわ演芸ボランティアの一員として、お会いできたらと思います。

最後に、合田さん、なにわ演芸ボランティアの皆さんの仲間に入れて頂き、本当に、有り難う御座います。


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