頸損だより2010夏(No.114) 2010年6月20日発送
2010年度 大阪頸髄損傷者連絡会総会
川畑 勲
4月29日(木・祝)に、都島の事務所で大阪頸髄損傷者連絡会の総会が開かれました。朝起きた時には、外は雨が降っていましたが、総会が始まるころには天気になり良かったです。
総会は 11時半過ぎに始まり、総勢40人ぐらい集まりました。欠席者の委任状も届いていたので無事総会が成立しました。僕は議長に選ばれて総会を進めていきましたが、2009年度の活動報告では、事務局長の鳥屋さんからの報告で次のような話がありました。全体行事のペースは抑えつつも小規模のワーキンググループ活動に力を入れた。一つ目は、呼吸器メンバーによる情報交換を目的とした交流の場を当初の目標通り一年に4回実施することが出来た。最重度である呼吸器メンバーの同士の直接的な集まりはこれまであまりなかったのですが、何度か行った呼吸器メンバー発信のシンポジウムをきっかけにこの集まりへと発展し、まさにセルフヘルプ活動の成果と言える。二つ目は、頸損情報データベースを考える集まりを作りました。例えば体温調節、移乗、入浴方法など頸損者が抱える共通の問題を収集し整理をして、頸損だよりに発表するという活動もしてきた。そのほかには、他の支部や他の地域の頸損メンバーとの連携の一つとして四国頸損の集いを数年継続して応援してきたことが、香川支部の設立準備に結びついたり、全国頸損連の生活実態調査「頸損解体新書2010」を完成させることが出来ました。全体行事としては、当日参加していたメンバーから行事を企画したり参加した人たちに色々説明をしてもらいました。10月にはバーベキューと宿泊体験企画を行い、11月には10年続けてきた大阪京都合同交流会でカラオケ大会を開きました。12月には、頸損ピアサロンで、平野さんから車椅子の教員としての学校での授業の様子や、趣味のグライダーの話しを聞くことが出来ました。1月には、新年会&文化展「みんなと仲良くなりタイガー」を大阪府立大、大阪市立大の学生らの協力で実施し、100人以上参加する名物行事となっています。3月には、春のレクリエーションとしてボウリング大会&交流会を開き、事務局員の山田君が中心になって、今までは投球台は頸損連が独自に作ったものを使っていましたが、開催をするラウンドワンに交渉して、色々な店舗から投球台を集めてもらったので、今までよりもすごく安定がよくて使いやすくて高い点数が出ました。続いての決算報告では、会計の北嶋さんから報告があり、今年で3年目になりますが、今までは他のメンバーに色々と助けてもらっていたけれど、今回全部一人で計算をし、はじめて決算があったのが嬉しかったと言っていました。その後もスムーズに進み、役員改選でも今年のメンバーが留任で承認されました。最後に新役員のメンバーから所信表明を行って総会を締めくくることが出来ました。
この後1時半からは、近くの河川敷の方に場所を移し、幕の内弁当やお菓子を食べ、ビールで乾杯をして交流会を楽しみました。
雨があがってすごくいい天気でしたが、風が吹くと少し肌寒かったけれど、それぞれ好きなように何人かのメンバーに分かれてにぎやかに交流が深められ、最後に集合写真を撮って、4時前に解散となりました。
このような一日でしたが、楽しく過ごすことができて良かったです。