頸損だより事務局通信 No.13


ハロウ! 21世紀!


「新年おめでとうございます」では遅すぎるので「新世紀おめでとうございます」とさせていただきます。皆さま、春もそろそろ近づいてきそうですがお変わりありませんか?新世紀も幕が開けて早2ヶ月。今年は、いや今世紀は一体どんな時代になるのでしょうか。

21世紀はますます個人が尊重される時代になってくるでしょう。インターネットの普及によって世界中の「国」という垣根が取り払われ、地球単位で皆が手を取り合って、他人のこと、地球のことを一緒になって考えていかなければいけない時代であることが今世紀の大きな課題ですよね。

同じように、ハンディキャップがあっても無くても決して社会で置き去りになることなく、等しく陽の光が当たるような社会でなければ障害を持つことも老いることも悲しくてたまりません。ひとりひとりが、「ひと」を思いやる気持ちを大切にしたステキな時代にしていきたいですね。「ええ時代は、そこまで来ている!」とプラスの志向をもちながら、その時を笑顔で迎えられるように日々、切磋琢磨していきましょう。

大阪頸損会は今年も行事・イベント盛りだくさん!この事務局通信や頸損だよりで皆様の元へご案内していきます。そして、一つでも多く参加して、楽しい思い出をたくさん作って下さい。障害のある人も無い人も、若い人も熟年の人も、女性も男性も、どんな人でも笑顔の多くなれる会でいきましょう。ちょっと疲れた時には心を癒してくれる、フツーの時には元気いっぱいになれる、元気なときには人を元気にさせる、そんな会を目指しながら「なにわの熱いパワー」をどんどん発信していきまひょ!

■以上(事務局 とやとしはる)


★☆5月26日、27日は全国総会京都大会。昨年のピクニックdeピクピク以来の京都メンバーがてぐすねを引いて待ち受けてくれてますゾ。お隣の京都へ、みんなでドドッと乗り込みましょう!

京都大会運営資金集めのためのTシャツ販売にもご協力ください。

購入申し込み、お問い合わせはこちらまで。おおっ、カッコええTシャツやあ。

○京都頸損連絡会 小森 猛 mail:ktakeshi@mediawars.ne.jp

○大阪頸損連絡会 鳥屋利治 mail:toya@silver.ocn.ne.jp

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ニュースあれこれ


01/29 17:58 共: バリアフリー義務化を 新築建築物対象、法改正へ

共同通信ニュース速報


国土交通省の「建築物バリアフリー検討委員会」(委員長・野村歓日大教授)は二十九日、一定の用途や規模の新築建築物について、車いす用のスロープや点字ブロック設置などバリアフリー施設整備を義務づけるよう求める検討結果をまとめた。

これを受け同省は二○○二年の通常国会提出を目指し、建築物のバリアフリー化の努力義務を定めている「高齢者、身体障害者が円滑利用できる特定建築物促進法」(ハートビル法)または、建築基準法の改正の検討に入る。

建築物のバリアフリー化はハートビル法や、地方自治体の条例で整備を促進してきた。しかし同法の対象となる病院、百貨店、ホテル、公共施設など十六種類の「特定建築物」のバリアフリー化率は昨年九月時点で三九・五%にとどまっている。

このため検討会は、新築建築物のバリアフリー化がこれまで努力義務だったのを義務化に強化し、罰則も設けるよう提案。義務づける建物の用途や規模は、整備の必要性や難易度を踏まえて全国統一の基準を定める。ただ、地域の特性に応じて自治体が基準を追加したり、対象となる建物の範囲を拡大することができるようにする。

また、既存建築物も新たに努力義務を課すとともに、改修費用の補助や、融資、アドバイザー制度導入など促進策を実施するべきだと指摘。高い水準のバリアフリー施設を備えた建築物については建築確認手続きの簡素化や補助、融資などの支援措置、認定マーク交付などを検討するよう求めている。

[2001-01-29-17:58]


01/06 10:27 共: 車いすのまま乗降OK バリアフリーの電動自動車

共同通信ニュース速報


ボットなどを製造しているキシ・エンジニアリング(島根県出雲市)が開発、このほど試作品が完成した。今夏には発売の予定で、障害者の行動範囲が広がると期待されている。

同社の岸征男社長(56)が障害を抱える娘を持っていたことから、約三年前から福祉機器の研究、開発も手掛けるようになった。これまでに、手元のボタン操作で座席が上下するリフト付き電動車いすを開発、販売している。

自動車は全長二・二メートル、幅一メートル、高さ一・六メートル、重量二五○キロ。ボタン操作で床が地面まで下がり、後方から車いすのまま乗車できる。その後、床を上昇させ、車いすは車輪止めで固定する。床の昇降機構は現在、特許申請中。

小型スティックの操作で前進、バック、右左折でき、スティックを離すとブレーキがかかり自動停止する。家庭用電源から八時間の充電で、約二時間、約四十五キロ走行でき、最高速度は二十キロ。普通免許で公道上を走行できる。

注文生産のため、価格は百万円前後になる見通し。一回の充電にかかる電気代は約百円ですむという。

岸社長は「娘のおかげで完成した。将来は介助者不足が予想され、障害者に自立してもらいたいと思い製作した」と話している。

[2001-01-06-10:27]


2001-02-09
■舌で電動車いすを操縦 ATR人間情報通信研など無線システム開発


ATR人間情報通信研究所(京都府精華町)は8日、舌の動きで電動車いすを無線操縦できるシステムを試作したと発表した。入れ歯のように口に含んだ圧力センサーを舌で操作すると、前進・後退、左右への旋回指示を車椅子に出せる。同研究所では「さらに研究を進め、手足の不自由な人などに利用してもらえるよう完成度を高めたい」としている。

同システムは(1)フィルム状圧力センサー4個と圧力信号検出回路、送信回路を配置し、上あごに装着するプラスチック板(2)送信された指示を受信、車椅子の駆動回路に伝える装置--からなる。各センサーは、前進・後退・右旋回・左旋回に対応しており、舌先でそれぞれに触れることで、対応した動作指示を車椅子に送ることができるという。

センサーは同研究所とニッタ(大阪市)が共同開発したもの。もともと、発音に問題のある患者の治療などに利用する目的で作られ、すでに大学や病院などで使われているという。無線操作装置はテイクファイブ(大阪市)が同研究所の依頼で試作した。電動車いすは、ワコー技研(横浜市)が提供したものを利用している。

[ATR人間情報通信研究所]

http://www.hip.atr.co.jp/new/index.html


12/17 00:16 朝: ◇障害者に国、自治体がソフト購入費補助 日本新生特別枠◇

朝日新聞ニュース速報


政府は、視覚障害者や手の不自由な人が利用する専用パソコンソフトや周辺機器の購入費用を、国や自治体が直接助成する制度を来年度から導入する方針を決めた。障害者が広くパソコンを利用できるようにすることで、就労を促進する。「IT(情報技術)革命」にともなう健常者と障害者の情報格差(デジタルデバイド)を解消する狙いもある。

森喜朗首相は、来年度予算案のうち、自ら配分先を決める「日本新生特別枠」(計7000億円)に、「情報バリアフリー化支援事業」として計上するよう大蔵省に指示する。事業費は10億円で、国と自治体がそれぞれ5億円を負担する。

視覚障害者向けには、音声で文字入力できるワープロソフトや画面の文字を音声で読み上げるソフトなどが開発されている。手の障害に合わせた大型キーボードなどの周辺機器もある。しかし、こうした特殊な機器は8万円前後するため、普及が遅れていた。

来年度からは、こうした機器の購入費用について10万円を上限に3分の2を国と自治体が直接補助する。年間1万人が対象で、5年間継続する方針。重度視覚障害者と重度上肢不自由者(計50万人)の1割への助成をめざす、という。

[2000-12-17-00:16]


11/24 03:10 毎: <特報・合格>介助犬をパートナーにしている女性が同志社大

毎日新聞ニュース速報


交通事故で下半身不随になり介助犬をパートナーにしている岐阜県川島町の館林千賀子さん(21)が23日、同志社大文学部(京都市上京区)に合格した。書類選考や面接による人物重視の「AO(アドミッションズオフィス)入試」にチャレンジし、約9倍の難関を突破した館林さん。「大学で新聞学を学び、障害者の声を社会に伝えたい」と話した。介助犬と一緒に通う大学生が誕生するのは、日本で初めてだ。

中学時代は生徒会長。高校2年で1年間、米国留学するなど明るく活発な館林さんに突然の不幸が襲ったのは1998年1月だった。名古屋に買い物に行った帰りに交通事故に遭い、両足が不自由になり、両手の握力も失った。

昨年11月、インターネットで介助犬の存在を知り、今春、京都でトレーニングを受けたアトム(雄、2歳)をパートナーに迎えた。落ちた物を拾ったり、坂道で車いすを引いて館林さんを支えるアトム。「アトムが助けてくれれば大丈夫」。ようやく自信を取り戻した館林さんは、念願の大学受験を決意した。

[2000-11-24-03:10]


ボランティア部より


ボランティア大募集!ページをご覧ください。


活動日誌、活動予定


2000年度活動日誌、活動予定ページ、2001年度活動日誌、活動予定ページをご覧ください。


●お知らせ 会員川畑勲さん作品展示即売会

3/9(金)〜14(水)(10am〜7pm,14日のみ〜5pm)あべの近鉄百貨店9Fアート館で開かれる大阪身体障害者団体連合会主催の展示即売会に、会報「頚損だより」の題字やイラストでおなじみの川畑さんが出品されます。作品は過去に会報に掲載された白黒イラスト15点と色付けしたイラスト5点です。みなさんも是非ご覧になってくださいね!

●バリアフリー2001 4/19(木)〜4/21(土)南港インテックス大阪にて開催!



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