最近あちこちでコンコンチキチン、コンチキチン…。ねじり鉢巻きにハッピ姿の男の子、ゆかた姿がそれだけで涼しげに感じさせてくれる通りを行きかう女性たち。こんな風情ある光景を良く目にする季節。そういえばあと数日で今年も天神さんだ。名物の船渡御、夜空をパッと輝かせる打ち上げ花火…。こんな夜は冷や奴を突っつきながらの生ビール。そして二人仲良く線香花火の小さなあかりに願いを込める。いいねえ、いいねえ。(←ちょっとこの暑さで妄想が…)そんなことがあったらいいなあ〜と空想の世界に逃避してみるも、ふと我に返り現実を振り返る。うわ〜、そこには追われる原稿書きに、取材に、厚生省交渉に、行事開催に…。たじげでぐれえ〜。とは弱音を吐かず、さあ、ここ一番やっちゃろかい!先日の泌尿器関係勉強会では皆さんも熱かった。このあとは8/26のボランティアイベント。会員の皆さんにもタメになるイイ企画。参加しよう!そして9/15は今年も飛び出す大阪・京都両頸損会の合同イベントだ。天神さんの花火に負けないくらいドッカーンといきましょか。
■以上(事務局:トヤトシハル)
07/06 16:25 共: 法廷に車いす専用スぺース 大阪地高裁が来春までに
共同通信ニュース速報
大阪地裁と高裁は六日までに、車いすのまま傍聴できるよう、全法廷の傍聴席に車いす専用スペースを設けることを決めた。工事開始は未定だが、来年三月までに工事を終える見込み。両裁判所は「全法廷に専用スペースを設置するのは全国でも初めてではないか」と話している。
両裁判所は、以前からスロープを設置するなどバリアフリー化に取り組んできた。昨年三月、障害者らでつくる大阪府内の市民団体から「車いすの障害者が自由に傍聴できるよう改善してほしい」との要望が寄せられ、裁判官全員の了解を得て専用スペースを設置することにした。
車いす専用スペースが設けられるのは両裁判所の計九十七の全法廷。このうち大法廷と合議法廷の計三十法廷ではいすがボルトで床に固定されており、車いすの障害者から傍聴希望があった場合、職員がその都度、ボルトを抜いていすをどかしていた。
こうした固定式のいすがある法廷では工事で一部のいすを撤去する。また固定式ではない法廷でもあらかじめいすを移動しておき、それぞれ車いす二台分のスペースを確保する。
専用スペースは利用者に分かるよう、床の色を変えるなど表示を付けることも検討している。
大阪高裁総務課の西村馨係長は「障害者が一般の人と同じように法廷を利用してもらえる裁判所を目指したい」と話している。
07/05 15:08 時: ◎「年金不支給は憲法違反」と提訴=学生時代に障害の26人
時事通信ニュース速報
◎「年金不支給は憲法違反」と提訴=学生時代に障害の26人、全国8地裁に
20歳をすぎた学生の国民年金への加入が任意だった1991年3月以前、未加入のまま事故や病気で重度の障害を負い、障害基礎年金の支給を拒否された東京、大阪など11都道府県に住む計26人が5日、「障害者なのに年金が支給されず、憲法で保障された生存権を脅かされている」として、国を相手取り、不支給決定の取り消しと、1人当たり2000万円の慰謝料支払いを求める訴えを全国8地裁に起こした。
提訴したのは、兵庫県尼崎市の塾経営原静子さん(56)ら、クラブ活動中の事故などで障害を負った31〜61歳の「学生無年金障害者」。両足の機能を失うなど、1級相当の重度の人がほとんどという。これまでに年金支給を請求(裁定請求)し、不支給決定に対して審査請求、再審査請求をしたが、障害年金を受ける要件を満たしていないとされ、認められなかった。
06/29 11:44 共: 軽乗用車も営業OK 福祉タクシーで国土交通省
共同通信ニュース速報
国土交通省は二十九日、これまで認めていなかった軽乗用車のタクシー営業を、身体障害者や高齢者が車いすで乗車できる福祉タクシーに限定して許可することを決めた。
各運輸局が公示後、七月中に運用変更する見通し。
軽福祉タクシーの導入は(1)車高が低くスロープの角度が小さくなるため車いすでの乗り降りが容易(2)乗降時の介助がしやすく、福祉タクシーへの女性ドライバーの進出を促進する(3)細い路地や玄関先まで車両が入りやすい(4)乗降設備などを取り付けても車両価格は通常のタクシー並みなので、運賃も通常のタクシーと同程度で利用できる―などメリットが大きいと判断した。
高齢化の急速な進行や介護保険の実施などで福祉タクシーのニーズは高まっており、二○○○年度末の全国の車両数は前年度から約二百台増の二千五十台。
同省は、長距離走行に適していないことや、制度上の問題などから従来はタクシーとして認めていなかった軽乗用車を導入することで、福祉タクシーが大幅に増えるのではと期待している。
06/07 17:06 共: 障害者、高齢者をサポート 西武百貨店が全25店配置へ
共同通信ニュース速報
デパートやホテルで、高齢者と障害者をサポートする「ハートフルアドバイザー」が近く誕生する。
西武百貨店の要請を受け、ヘルパー養成研修を手掛ける「総合健康推進財団」が研修と資格試験のプログラムを作成。最初の合格者が、今月下旬から西武池袋店など四店舗で接客に当たる。同百貨店は年四回程度、五十人単位で研修を実施し、二十五店舗すべてに配置する方針だ。
デパート向けの研修では、車いすなど福祉用具に関する知識や、クレジットカードを使って署名する際の手伝い方を学ぶ。視覚障害者に服の色合いをどう説明すればいいかなど、商品選びの助言もポイント。ホテルの場合は宴会での対応や、着付けの介助が実習の課題になる。
今回の研修依頼に当たり、西武百貨店は「だれが修得者か客に分からなくては意味がないし、受講者にとっても励みになる」と資格化を要望。財団は「全国どこでもハートフルアドバイザーがいれば安心、と思ってもらえる方がいい」として、サービス業を中心に資格の普及を目指すという。
受講者の一人は「通信販売で何でも買える時代に店まで来ていただくのだから、単なる店内の誘導ではなく買い物を楽しむのを手伝いたい」と話している。
05/26 17:21 NH: けい髄損傷者の全国大会京都で開催
NHKニュース速報
交通事故などでせき髄を痛め、重い障害を負った人たちが、自立に向けた課題などを話し合う全国大会が京都で開かれました。
これは事故などでせき髄を傷め、体が不自由になった人たちの団体、「京都頚髄(ケイズイ)損傷者連絡会」などが開いたもので、会場の京都市下京区(シモギョウク)の「ぱるるプラザ京都」にはおよそ二百五十人が集まりました。
このなかで、事故による障害で人工呼吸器を使う生活を送りながら障害者のためのカウンセリング活動に取り組んでいるカナダ人の男性、ウォルト・ローレンスさんが講演しました。 ローレンスさんは自らの体験をふまえて、「体が不自由でも介護を受けるだけでなく、病院から出て社会に貢献することは可能で、それができるような体制を整えていくべきだ」と訴えました。
日本では年間およそ五千人がせき髄の損傷で体が不自由になっているということです。 またシンポジウムも行われ、介護を受ける立場と介護する立場の双方から、制度の充実やリハビリ施設の整備など社会的な支援の必要性を訴える意見が出されていました。
ボランティア大募集!ページをご覧ください。
2001年度活動日誌、活動予定ページをご覧ください。
「頚損だより」のイラストでおなじみの川畑さんと多田さんがそれぞれ作品展を開かれます。
是非ご覧になってください。