2001年度活動日誌、活動予定ページをご覧ください。
今の大阪府福祉のまちづくり条例が施行されて約10年、ようやく見直されることになり、条例改正に向けてパブリックコメントの募集が10/29〜11/28までの間行われています。
パブリックコメントの記入は以下大阪府のホームページから書き込みできるようになっています。
この条例が本当に必要であるわれわれが、われわれ自身の声を府に届けましょう!
大阪府のホームページhttp://www.pref.osaka.jp/osaka-pref/kenshi/yasasiku/hyousi.htm
■以上(事務局:鳥屋)
keison(頚損)こと頚髄損傷とは、首の骨折などで背骨の中の大切な神経(これを「頚髄(けいずい)」と呼びます)を傷つけてしまったために、体にさまざまな麻痺の症状が起こる障害で、いつ誰にでもなりうる障害です。
首の骨は7つあり、傷つけた場所によって障害の程度に差が出ますが、共通しているのは下半身の麻痺で、日常生活には車椅子が不可欠です。ほとんどの場合は、指や腕など上半身の麻痺も伴い、最も重度の場合は、全身全く動かせない上、呼吸も自分で出来ないので人工呼吸器が24時間必要となります。
また、汗が出ないため体温調整がしにくい、排泄が普通にできない、触ってる感覚や痛み・温度を感じなくなるなど目に見えない障害もあります。
このような頚損者の生活を明るく豊かにする目的で、東京を本部に全国頚髄損傷者連絡会が結成され、後に大阪とその近郊地域(兵庫・奈良を含む)に在む肢体不自由者を対象に、その大阪支部として発足しました。
対大阪府や対公共交通機関の交渉など、頚損者を取り巻く社会的環境を改善するための活動を行う一方、各種学習会やフォーラム、会報の発行などの啓発活動、親睦交流を深めるためのレクリエーション活動など広範な活動を行っています。
兵庫県は特にエリアが広いため、兼ねてから独自の頚損会の設立が懸案となっており、再来年の発足を目標に現在準備を進めています。発足時には多数のボランティアが必要となり、今から設立準備を含めてお手伝いいただける方を募集しています。
ボランティア大募集!ページをご覧ください。