頸損だより事務局通信 No.30


お知らせあれこれ

活動予定

2003年度活動日誌、活動予定ページをご覧ください。


お願いします!

ただ今全国総会大阪大会6/7〜8に向けて準備大わらわです。全国総会専用の振替口座も開設しています。

盛会目指して頑張ってます。皆さんからのカンパもぜひお待ちしておりますのでどうぞ宜しくお願い致します。

全国総会・大阪会計:福山和寿

それでは赤尾新会長からのご挨拶です

「僕のWill」

赤尾広明

1986年10月、16歳の少年は学校の体育の授業中の事故で頸髄損傷になりました。それから17年、33歳になった青年は映画が大好きで、梅田の映画館によく出没する一方、地元の吹田市では2年前に障害者と健常者が共に働く場として設立した「共働事業所b-free」でバリアフリーマップを製作したりするなど、福祉の活動に追われています。そして今、僕は今年度から大阪頸髄損傷者連絡会の会長を務めることになりました。

思えば僕が初めて頸損連の行事に参加したのは確か92年秋の「街に出よう」だったと思います。当時の僕はまだ100%障害受容ができていなかったんで、姉の介助で手押しの車椅子で参加しましたが、同じコースに参加した仲間はみんな電動車椅子だったことは僕にとってちょっとした衝撃でした。今でこそ僕は電動車椅子にまったく抵抗はありませんが、そのときの僕はまだ人目を気にしていたんで、電動車椅子で行事に参加するだけの勇気がなかったんです。でも、その数週間後にスキューバダイビングに挑戦したことで僕の心境は大きく変化しました。たとえ体は動かなくても「やってみよう」という気持ちがあれば可能性は広がるということを学び、それまで抱えていた迷いとか悩みは吹き飛んだんですね。障害受容のキッカケはいくつかありますが、そのひとつが電動車椅子をためらう僕には衝撃的だった「街に出よう」だし、ダイビングの経験がこれまでずっと目を背けていた「体が動かない現実」「障害者の自分」と向き合う勇気を与えてくれました。

昨年秋、事務局長の鳥屋氏から「会長に…」という打診があったとき、正直すごく悩みました。でも、決断するということは自分を「動かす」ということだから、引き受けた限りは大阪頸損連の発展のために揺るぎない強い意志で一歩一歩確実に前へ進んでいきたいと思ってます。こんな僕が会長では不安に感じる方もいらっしゃると思いますが、その不安を払拭できるようにこれから頑張っていきますんで、どうぞよろしくお願いします。


家平悟さんご夫婦が読売新聞(関東版)に掲載されました

カンパありがとうございました。

紙面を借りて御礼申し上げます。今後とも宜しくお願いします。


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注 写真・新聞記事コピーは省略しました。

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