2004年度活動日誌、活動予定ページをご覧ください。
大阪頚損連絡会は11月3日のデモ行進に参加した。車椅子、ボランティアさん合わせて30数名が2000人規模の抗議デモに参加。当日扇町公園に集結した関西のいろんな障害者団体が集結。大阪頚損連絡会はしんがりを務めました。大阪頚損力作のプラカードを首から下げ「支援費制度と介護保険統合反対!」「入居施設は必要なし!」「一般財源化反対!」などのシュプレヒコールを叫んで 6km元町中公園にて解散、大成功に終わりました。政治家や官僚の都合で弱者が悲しまないようにこれからもスクラムを組んで戦っていきたいと思います。
私は地下鉄を利用して参加しましたが行きも帰りも駅のエレベーターは大混雑で列車内でも1車両車椅子空間が1つしかないということもあり車椅子の人が集団で移動しようとすると厳しいです。バリアフリーなどという言葉はまだまだ遠い。しかし今回の抗議デモは福祉政策だけではなくいろんなことに車椅子の存在を気付かせることができた有意義な行動だと確信しています。
私は障害者主体のデモ行進参加は全くの初体験で、『御堂筋デモ』がどれほどの規模になるのかイメージも湧かず、不安のうちに参加したのですが、杞憂に終わり安堵しました。私の想像を遥かに超える仲間が関西各地から結集し、障害者の地域生活確立の実現を求めて其々が自分の声で、自分の行動で訴えた事は大きな意義があったと思います。プラカードやシュプレヒコール、街行く人々にビラを配り訴えた事が、後に大きな力となって世論を動かす事にも通じるだろうと願わずにはいられません。
デモ当日は祝日で、難波周辺は人出もとても多く、この大きく迫力あるデモに、道行く人も振り向き振り返り、ビラを受け取り、少なからず我々の訴えたいこと、知ってもらいたいことを、伝えることができたと思います。事務局員の吉田憲司さんも人工呼吸器のバッテリー残量に気を使いながら、共に一区間を歩きました。我々が地域で生きていくことに対する危機への闘いは、これからもまだまだ続いていきそうです。元気に、続けて取り組んでいきましょう。
11月6日(土)、大阪頸損連絡会・京都頸損連絡会・秋の合同交流会「大阪・京都のたこ焼き腕自慢!!」が行われました。それにしても何でたこ焼きに? 事務局長の頭を見てたら思い付いたのでしょうか^^;
会場の旭区民センターは初めて訪れる場所でしたが、想像以上に立派な施設で、調理実習室にも、調理器具や食器類が十分揃っており、申し分ない設備が整っていました。京都からは3名の方の参加があり、大阪の会員・ボランティアの方を含めて総勢約40名で調理室は満員状態。
最初にボランティアの方が基本的な材料を買い揃えてくれてましたが、それ以外に各自オリジナルたこ焼きの具を近くのスーパーへ買出しに行きました。ここが頸損参加者の唯一の出番。何せこの後の調理からはボランティアの方に任せるのみですから^^; 皆さん何を買ってきたのでしょうか? 材料が揃ったら早速調理開始。4つのテーブルに分かれて、各テーブルでそれぞれ特色のあるオリジナルたこ焼き作りを競いました。この間頸損の人はただ待つばかり。
たこ焼きは関西人にとって大変馴染みのある反面、焼き加減や返しなど調理の難しいメニューですが、なかなかどうして、皆さん上手に仕上げていました。とはいうものの、キムチやうなぎなど、得体の知れないものが入ったたこ焼きも次々出来上がり、食べる人はおっかなびっくりのことも。すべては把握していませんが、その他にも、ねぎ入り、エビ入り、明太子入り、高菜入り、チョコ入り(チョ、チョ、チョコ入りて!?)などがあったようです。
そうこうしているうちに、お好み焼き・焼きそば・モダン焼き、そして好評を博した岡崎さん特製広島風お好み焼きなど、テーブルの上にはたこ焼き以外のメニューも加わり、パーティーのような雰囲気で大阪粉モン文化を思う存分堪能した一日となりました。ご馳走様でした。
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