頸損だより事務局通信 No.54

2006年5月21日発送

活動予定

2006年度活動日誌、活動予定ページをご覧ください。


「備えあれば憂いなし」

赤尾 広明

陽射しは強いのにちょっぴり肌寒かった4月30日。大阪頸損連絡会の事務所がある自立生活センターあるる内(都島区)にて大阪支部総会が行われました。総会は無事に成立し、その後のランチ交流会も参加者が多くて盛り上がりましたが、個人的にはこの行事に出席できたことを喜んでます。

実は2月に交通事故に遭いまして、体は奇跡的に無傷だったのですが、車椅子の損傷が激しく、修理に2ヶ月もかかってしまいました。その間、“足”を奪われた僕は家から出られず、かなりの精神的苦痛を味わいましたが、この日の総会でようやく復帰=活動再開できるようになったのです。今は事故の過失割合をめぐって加害者の保険会社と折衝しているところですが、一方的にぶつけられた僕にも過失があるという提示には正直納得がいきません。しかし、「歩道があるのに車道にいた」というだけで過失になるとか。いつも歩道の車道の危険度を考えて道を選んでいるつもりですが、それでも事故に遭ってはどうにもなりません。今回の事故は僕にとっていい教訓にはなりましたが、その分、授業料は高くつきました。車椅子の保険に加入していないから、一割の過失でも僕には手痛い出費なので、保険に加入していれば…という後悔もあります。みなさんは保険に加入されてますか?「万が一」でも起こってしまえば後悔先に立たずです。今後はこの教訓を活かして今以上に安全運転を心がけ、いざというときのための保険にも加入します。そして、今年度も充実した活動に取り組んでいきますので、よろしくお願いします。それにしても被害者が苦しむ交通事故は理不尽ですね。カーブを曲がり損ねた車が僕をめがけて突っ込んできたのに、「車道にいた」というだけで過失になるんだもん。道交法上は車椅子=歩行者なので、みなさんも気を付けてください。あー、外の空気がおいしいよー。


支部総会、その後みんなでランチ交流!

4/30支部総会後のランチ交流会は、とっても気持ちよかったですね。頸損連事務所から歩いて行ける桜ノ宮の公園にみんなで出かけ、少し暑いくらいの春の陽ざし、青々とした木々からのこぼれ日、川の流れる音、これにビールがあってボラさん手作りのランチメニュー「タイ風レッドカレー」もあるから、そりゃぁ自然と顔もほころびましょう。外でのランチは気持ちも晴々とやっぱり最高です。会員の皆さんや同伴の方、ボラの皆さんあわせて40数名の賑やかな日曜午後のひととき。皆それぞれに光合成しながら、楽しく交流できました。

いよいよ6/3〜4は、全国頸損の神奈川大会。各支部、各地域からたくさんの皆さんが横浜に集まります。その翌週6/10〜11は、DPI日本会議の全国集会大阪大会。多くの仲間が集まる機会に積極的に足を運べば、一つでもためになる情報を持ち帰えれたり、元気をもらって帰ること間違いなし!皆さん今年度もどんどん出かけていきましょう。


■以上(事務局:鳥屋)

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注 写真は省略しました。

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