頸損だより事務局通信 No.56

2006年8月19日発送

活動予定

2006年度活動日誌、活動予定ページをご覧ください。


「2006 ボランティア・イベント」リポート

ボランティア部長 森 雄一

7/9(日)、毎月の役員会でもお世話になっている自立生活センター『あるる』で恒例のボランティアイベントを開催しました。今回も頸損の知識講座、ボランティアの魅力や頸損会の活動を紹介するミニ講演、食事介助体験、車椅子介助の練習と試乗体験、さらには会以外のボランティアの可能性としてアロマセラピーや『あるる』の活動の紹介など盛りだくさんな内容で行いました。今回は十数名の学生さんに参加してもらいましたが、さまざまな”気づき”を通して少しでも視野を広めてもらうことができたならうれしく思います。


2006.7.9 ボランティアイベント リポート〜参加者からの声〜

JPAS認定プロフェッショナルアロマセラピスト
AHCP認定アロマセラピスト  木村浩子

こんにちは!

先日は、ボランティア・イベントにお誘い頂き、本当に感謝しています。「頸損とは…。ボランティアの立場から…。当事者の立場から…。介助体験…。」まだまだ 知らなかった事、ハッ!っと気づかされる事、新しい発見、本当に貴重なお話や体験をさせて頂きました。両立場の間違った認識や思いこみは、障害者・健常者間のコミュニケーションに大きい支障を与えてしまうことだと改めて感じました。

ボランティアに限らなく、生きていく以上、コミュニケーションは絶対はずせない。私たちは「人」なのだから…。

そして、このボラ・イベントの中で、私たちはアロマセラピストとして、緩和ケアボランティアのお話を少しさせて頂きました。(…が、しかし!話す事にド素人なもので想いが伝わったかどうか疑問ですが^^;)

・・・この原稿書いている今、『ハッ!!「コミュニケーション」の一手段として、アロマセラピーもお役に立ててるじゃぁ〜ん!』な〜んて改めて思いました(笑・・・。

芳香(アロマ)の元、精油(エッセンシャルオイル)一本一本には、薬理効果というものがあります。でも、いくら薬理効果が自分に当てはまっても、その香り自体が嫌いでは、心地良いと感じる脳内の幸せホルモン(セロトニン・βエンドルフィン・アセチルコリン・ドーパミンなど)が、分泌活性させず、逆にアドレナリンが出て不快に思うだけです。私たちアロマセラピストは医療従事者ではないので、薬理効果ばかりを追うのではなく、クライアントの嗜好性や、触れるという「タッチ効果」を大切にしていきたいと思います。心地良い香りと人に触れてもらうという心地良さで、心からのリラックスを誘い、心や身体に持ってる負担を少しでも軽減してもらいたい・・・そう願っています。緩和ケアでも、足や手のアロマトリートメント(マッサージ)をさせて頂いています。

そこでも、大切なのは、肌に触れる感覚とコニュミケーションというのは言うまでもありません。もし、関係がギクシャクした!?親、兄弟、恋人などがいらっしゃったら、心地良い香りとタッチで、お互いにマッサージしてみるのはどうでしょう?なぜかマッサージをしていると、本音で語り合いたくなる雰囲気になる…かも?一度おためし下さい(*^_^*)あっ!これ大切!精油成分によっては、人それぞれの状態に良くないものもあるので、間違った知識では、危険があるということも忘れないで下さいね。

最後に、自分がケガをしたからこそ(2年半前の事故の後遺症で足を少し引きずっています)皆さんと出会えた…こういう自分の運命(大袈裟ですが^^;)にも心から感謝します。


JPAS認定プロフェッショナルアロマセラピスト
AHCP認定アロマセラピスト 看護師  徳重まなみ

一言スゴイなぁと思いました。 患者さんとしてしか関わった事がなかったから・・。 退院後自立されている方達が沢山の壁を乗り越えてこんな風に努力して生活されている事に驚かされました。前を向いて生きている力を感じました。


兵庫・大阪ともにこんなボランティアを募集しています!

ボランティア大募集!ページをご覧ください。


注 写真は省略しました。

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