2007年度活動日誌、活動予定ページをご覧ください。
9月5日から4日間、韓国高陽(コヤン)市で行われたDPI世界会議に私たち頸損連絡会のメンバーも行ってきました。世界会議では、分科会やILサミット、女性障害者サミット、日韓差別禁止法セミナーなど、昨年国連で採択された障害者権利条約の条項に沿ったテーマでいくつも議論が展開されていました。アジアを中心とした世界各国から集まった障害当事者の活気あふれる世界大会でした。私たちは、この世界会議だけではなく、韓国現地の障害当事者と再会し、交流も持つことができました。それぞれに体験した韓国の旅は、またあらためて詳しくレポートします。【事務局 鳥屋】
DPI韓国大会に参加するために9月5日(水)から9日(日)までの4泊5日で鳥屋、宮野、三戸呂、西村、宮野友人と僕の6名+介助者で韓国に行ってきました。僕にとっては初めての海外旅行なので、参加すると決意するまでに数ヶ月要しましたし、参加すると決めてからもパスポートの取得やら何やらで正直気が重かったのですが、でも、結論を先にいうと参加してすごく良かったです。いや、参加しなければものすごく後悔していたでしょうね。そのくらい楽しくて感慨深い経験ができたもん。旅の最後に訪れた、あの悲劇さえなければ…。
現地で2日目に体調を崩した以外は最終日まで万事順調…だったんです。関空に到着した後、しばしお別れしていた愛車と搭乗口でご対面した瞬間、「やっと家に帰れるー」という安堵感でホっとしたんですが、次の瞬間すぐに青ざめました。電源をオンにしてもまったく反応がないんです。バッテリーのケーブルをちゃんと接続したのにまったく反応がないんです。搭乗口から携帯で車椅子業者に連絡して状況を伝え、言われるままに操作してみてもまったく反応がないんです。とりあえず帰国手続きを済ませてから航空会社の担当者と約1時間ほど話し合いをしましたが、車椅子が動かないことにはどうにもならないので、結局、車椅子だけ関空に置いたまま僕は帰路につきました。最後に悪夢のようなオチがついたのは想定外でしたが、それから数日間、車椅子の修理が完了するまで身動きが取れなかったのは言うまでもありません(失笑)。これが旅の疲れならまだ心地良かったんだろうけど、しばらく外出できなくなるという精神的なショックはメチャメチャ大きかったです。
ま、そんなハプニングもありましたが、さまざまな国のさまざまな人種、肌の色の人たちと数日間過ごせたのは貴重な経験ですし、韓国のバリアフリー状況を直に感じることができたのも収穫かな。71カ国2600名の人たちが同じ場所に集まる機会というのもそうそうないので、また僕の中で“旅欲”が覚醒しました。
今回の旅では西村さんと宮野さんの友人の車椅子にもアクシデントがありましたが、それはまた後日改めて報告があるかな。大好きなお肉をあまり食べる機会がなかったことが僕的にはちょっと心残りですが…。とにかく食物は「安いうまい辛い」の三拍子+真っ赤!
次回はぜひ焼き肉をたらふく食べたいところです(笑)。
5月29日(火)晴れ。JR立花駅近くにある中華やさんでランチをしながら地域交流会を開催しました。参加者は4名+介助者さんたち。入り口付近にあるカウンター席で横に並んでお食事会をスタート。おいしい中華をいただきながら、生活の中で困っていることや、趣味の話しなど、意見交換をしながら、地元トークにも花が咲き、楽しいひとときとなりました。染の助マメタローさんは、お酒と楽しい雰囲気にちょっといい気分になりすぎてしまったりとハプニングもりましたが、今回の企画人の宮野さんも入院しちゃっていたので、リベンジお食事会を計画しましょうね☆ということで、終了しました。次回はいつかなぁ?ねぇ、宮野さん?【鈴木】
ではでは、参加したみなさんより一言
初めて皆さんに出会うのでかなり緊張して話が出来なかったので、酒の力を借りようと考え、ハイペースに酒を呑んで酔ってしまいました。最初の方は話の内容を覚えていますが、段々と酔いが回り最後は寝てしまいました。今度はこういう事が無いと思いますので皆さん安心して下さい。
皆さんに会った感想ですが、前向きな考え方をしていて結構楽しんでいる感じだったので話をして楽しかったです。またこういう場があれば参加したいと思います。(今度は酒をあまり呑まないので大丈夫です。)【染の助 マメタロー】
楽しかったし、こんな企画があったら又参加したい。【山下】
参加して、よかったです。普段、頸損連絡会の方との情報を聞いたり話を聴いたりする機会がないのと、企画が市内で行きにくかったけど、近場に来てくれてよかったし、いきやすかったし、お食事会という形が参加しやすかった。知らない人と会えたことができてよかった。若い方ともお会いできて、話を聴くと元気がでるし、よかった。今回は楽しかったし、また、こういう機会があれば参加したいです。若い方と会えるのも楽しみです。会員のみなさんの中にも、段取をするのは難しいけど、近場なら出かけてみたいとか、機会があれば出たいと思う人も多いのではないでしょうか。染の助マメタローさんオススメのお店の対応も良かったし、住んでいる近くに車イスが大勢で入ることを知らなかったし、来てよかった。【石崎】
頸損連絡会の会員さんは近畿圏に広くお住まいです。会の行事に参加したいと思っても大阪市内への参加が難しいことも多く聴きます。大阪頸損連絡会では、会員間の交流をきっかけに地域でのつながりを広げていくことを目的とし「地域交流会」を企画しています。地元で地域交流会したいと思った方は、ぜひぜひご連絡ください☆お待ちしております。
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