頸損だより事務局通信 No.68

2008年4月12日発送

活動予定

2007年度活動日誌、活動予定ページをご覧ください。


全国頸髄損傷者連絡会・大阪大会
いよいよ5/10〜5/11に開催!! 皆さんお楽しみに!

大阪頸損連支部総会4/27

年に一度の大阪支部の総会に、ぜひとも参加して今年一年の活動を皆で考えましょう。総会後は、近くの公園で楽しくランチ交流会! 気持ち良い空気を吸いながら、ゆったりとした時間を楽しみましょう。総会欠席の方は、必ず委任状ハガキを返信ください。


青い鳥はがき の無償配布申込みが4/1からスタート!

障害者手帳(1級か2級)を持ってお近くの郵便局に申し込みにいくだけでOKです。代理の方でも可、郵便による申し込みでも可。皆さんお忘れのありませんように。5/31まで。はがきのカンパも大歓迎!


星ヶ丘ミニ・フォーラム報告

延澤 庸行

先日、2月16日(土)に、星ヶ丘厚生年金病院にて、星ヶ丘ミニ・フォーラムが行われました。この行事は2001年から年3回のペースで行っていますが、現在入院中の頸損、脊損の患者さんやそのご家族を対象に、頸損連の会員がパネリストとなり、入院中の心境や気持ちの変化、退院に向けての事、退院後の生活についての話をして、受傷後間もない方々の不安や疑問を少しでもなくしていこう、当事者の生の声でこれからの生活について伝えることで、何かの助けやアドバイスになればという、セルフヘルプの原点とも言える行事です。

今回は、パネリストとして阪本美津雄さんと米田進一さんをお迎えしました。頸損連からは8名が参加。星ヶ丘からは、OTの鶴田先生、入院患者さんとその御家族、外部から、元星ヶ丘PTの肥塚先生等が参加されました。最初に鳥屋さんから頸損連の紹介、説明があり、引き続いて、阪本美津雄さんに受傷後のお話をしていただきました。入院中の気持ちの葛藤、投げやりになっていたという正直な現実、退院後の長年にわたる引きこもり生活、その後、自立生活に移る経緯等、詳しくお話していただきました。受傷後35年になる大ベテランのお話には重みがありました。現在は『自立生活センターやお』の代表をされていますが、そこに至るまでの長年の引きこもり状態について、このように笑いを交えながら話ができるというのは、聞いていてすごいことだなと思いました。人間、こんなに変われるものなんだなと、感動すら覚えました。なかなか聞ける話ではないので、参加されていた方々にとっても貴重なお話だったと思います。阪本さんに対する質疑応答の後、米田進一さんに受傷後のお話をしていただきました。米田さんは人工呼吸器を使用されているのですが、この日は雪が降ったりする中、明石から来てくださいました。事故にあった時の事、入院中の事、人工呼吸器を使わないといけない状態になった事、自宅に帰ってからの事、活発に外に出るようになった経緯等をお話していただきました。酸素を摂るチューブを口にくわえたり離したりしながらのお話だったので、かなり労力のいることだったと思います。米田さんの行動力や元気は、参加された方々に充分伝わったのではないかと思います。いくら状態が悪くても、やる気になればこんなこともできるんやでということがよくわかるお話だったと思います。米田さんに対する質疑応答の後、フリーの質問タイムがあり、今回の星ヶ丘ミニ・フォーラムは終了しました。

次回の星ヶ丘ミニ・フォーラムは、6月7日(土)星ヶ丘厚生年金病院にて14:00〜16:00の予定です。会員の皆様の中で、パネリストをしてもいいよ、パネリストは困るけど参加してみようかなという方がおられましたら、どしどし参加をお願い致します。セルフヘルプの原点とも言えるこの行事は、できる限り続けていきたいと思っています。協力者は大募集ですので、皆さん、宜しくお願い致します。


兵庫・大阪ともにこんなボランティアを募集しています!

ボランティア大募集!ページをご覧ください。


注 写真は省略しました。

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