2008年度活動日誌、活動予定ページをご覧ください。
2008年10月18日(土)、星ヶ丘厚生年金病院新館2階会議室Aにおいて、星ヶ丘ミニ・フォーラムを行いました。この行事は、頸損連の会員がパネリストになり、入院中の患者さんやその御家族に受傷後の事について話をしたり、参加された方々の疑問や質問に答えていこうという、セルフヘルプの原点とも言える行事です。今回、頸損連からは、鳥屋、鈴木、中塔、延澤が参加、星ヶ丘からは、OTの鶴田先生、OTの学生さん、入院患者さんとその御家族が参加されました。まず、鳥屋さんから頸損連の紹介があり、引き続き延澤から受傷後現在までのこと、頸損になってもいろんな人に手伝ってもらうことで何でもできるということ、退院後はどんどん外に出ましょうという話があり、途中からは当日参加した頸損連メンバーが入院患者さんや御家族の疑問や質問に答えるという形で、予定時間を1時間ほどオーバーして終了しました。患者さんや御家族から、何もわからない状態なのでと色々質問していただき、改めてこの行事の重要性を認識しました。その後は患者さんの病室を訪問して個別に話をさせていただき、帰路につきました。受傷後間もない患者さんや御家族にとって貴重な情報源となる重要な行事なので、年3回ではありますが、ずっと続けていきたいと思っています。次回は来年2月の予定ですが、参加希望者大歓迎ですので、皆さん、是非一度のぞきに来てください。【延澤 庸行】
11月16日(日)、毎年恒例となる京都・大阪の合同行事が枚方市にある「ワークショップ虹」で行われました。毎年恒例としましたが、私にとっては始めての合同行事、重ねて幹事役もおおせつかりました。ただただ、みなさん楽しんでいただけたようでホッとしています。ありがとうございました。
あれ?おわってしもた…………。(汗)
ゴホン…さて仕切り直して、京都・大阪の合同行事なので地理的に真ん中ら辺の枚方で行うことになり、知人の紹介で会場が決まりました。当日はみなさん自宅を出られる時には雨模様だったと思いますが、最寄の枚方市駅に着かれた頃には雨も上がり準備していた送迎も使わず来場していただけました。参加者は当事者11名(会員10名、会員外1名)、介助者9名、協力会員2名、ボランティア3名、総勢25名がそろい始りました。最初に鳥屋さんから「のど自慢大会」の目的説明があり、カラオケでしっかり声を出そう!の、掛け声で乾杯。一番くじを引いたゲストの枚方在住の石川さんがスマップの「世界にひとつだけの花」を熱唱…。
ところが採点機能のセットミスで採点されないという不運に…この不運はさらに尾を引くことに……(汗)
−ここで参加された方と曲目の紹介をします−
・古屋祥宏…なごり雪 ・ ギザギザハートの子守唄
・木村善男…銀の雨 ・ 兄弟舟
・小森 猛…みちのく一人旅 ・ ロード
・桜井龍一郎…22才の別れ ・ yesterday
・池田英樹…熱き心に ・ 学園天国
・石川真樹…世界にひとつだけの花 ・ いとしのエリー
・桑本義美…薩摩の女 ・ 津軽平野
・大西陽子…長崎の夜はむらさき ・ 東京に雪がふる
・山川 健…明日のショー ・ ビリーブ
・鳥屋利治…大阪で生まれた女 ・ 離したくはない
・島本義信…虹 ・ 壊れかけのラジオ
(順不同・敬称略)
全員本気モードで一曲めを終了、みんな夜遊びがすぎるのでは?と思われるほどすごく上手く高得点が続きます。生来の音痴な私としては羨ましい限りです。
ボランティアの方にも喉前を披露して頂いた後、先程、採点できなかった石川さんが再度挑戦…ところが、「マイクが不調で採点できません」と目を疑う表示。 原因を調査しつつ続いてみなさん2曲目を披露。池田さんはモニターが低くて見えなかったのですが、介助者の方々の協力でマシンを見える高さまで持ち上げてもらい熱唱、テンポのある曲、しっとりした歌声、個性的な替歌などなど熱唱が続く。いっぽう、カラオケ機の中の審査員は冷静に採点していく。あれ…?採点してるやん。治ったんかも、で再々挑戦も空しく採点できませんの表示、そこへ審査委員長?の桑本さんから、マイクを通さない声の方がよく聞こえてすごく良かった。との好評があり石川さんが特別賞の銅メダルを受賞しました。
締めとして、木村さんと桑本さんの歌をBGMに採点の集計が進み結果発表です。個人賞は、一位・小森さん・1678点、二位・桑本さん・1677点、惜しくも1点差で順位が決し、それぞれ、金メダル・銀メダルを授与されました。
団体賞は「ぼっちゃもボーリングも京都が勝ってるからまた京都の勝ちやなぁ〜。」との声がかかる中、接戦を制した京都頸損が期待を裏切らず総合優勝のトロフィーを手にしました。第2回のど自慢大会が開かれるかは未定ですが、もし行なわれる時は兵庫&大阪がタッグを組みトロフィーを奪回しましょう……(笑)
− 入賞者の声 −
一位・小森さん:マイクの調子が悪く、いつもの半分の実力しか出なかったけど優勝してしまいました v(^-^)vニコ
二位・桑本さん:枯れ木も山のにぎわいで、参加しましたがこんな賞をもらって嬉しいです \(^0^)/カンゲキ
特別賞・石川さん:メダルをかけてもらいながら、これで頸損連に入会せなあかんなぁ〜と思いました (@^o^@)
総合優勝・京都代表古屋さん:今まで一度も大阪に負けたことないなぁ、実力ですね〜〜 <(⌒^⌒)>エッヘン
最後になりましたが、会場をお貸し頂いたワークショップ虹さん、虹さんを紹介くださり雨天の送迎準備をしてくださったパーソンナルサポートひらかたさん、いろいろお手伝い頂いたボランティアの方々にこの場をお借りし、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
これから寒さも一段と厳しくなりますが、風邪など引かれませんよう、体調には気をつけて新しい年をお迎えください。
11/2(日)秋晴れ。昨年に引き続き「四国頸損連絡会の集い」に大阪・兵庫それぞれの頸損連絡会関西勢メンバー(三戸呂、坂上、宮野、米田、赤尾、鳥屋)が応援に行ってきました。今年で3回目になるこの集い。広い四国のほぼ真ん中である四国中央市に、四国4県から頸損者がそれぞれ集まり、各県の活動状況や地域が抱えている課題など報告しあい、県を越えてのネットワークづくりをしていこうというものです。今年も私たち関西勢のほうからは、大阪や兵庫、そして全国頸損連の取り組みなどを報告。
四国各県の皆さんの報告を聞いていると、車椅子で乗れる鉄道やバスが非常に少ないという交通アクセスの問題から、介助者派遣をしてくれる事業者やヘルパーさんが少ないという問題まで、障害者がつい家に閉じこもってしまうような、地方の厳しい当事者の現状が伺えます。まだまだ皆さんの地道な「とにかく外へ出る」の活動が続いていきそうです。それでも今回、人工呼吸器使用の頸損者が3人も集まられたこの集いは、年々着実にすそ野が広がってきてるように思われました。
私は前日の11/1(土)から四国中央市に行き、愛媛頸損連絡会の鈴木太さんが自立生活されてる家に泊めてもらいました。夕食は鈴木太さんが「実家がどうも"芋煮パーティ"をしてるらしいから行こう」ということで混ぜてもらいました。ここでは里芋や生ピーナッツをよく食べるらしく、鈴木家一族の皆さんと庭で囲む鍋はホントに美味しかったぁ。鈴木さん、森田さん、堀田さん、楽しい一夜をどうもありがとうございました! 【鳥屋】
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