京都大阪頸損連合同交流会報告「伏見界隈を散策」 頸損だより2017冬(No.144) 2017年12月17日発送

 
この記事を書いている人 - WRITER -

京都大阪頸損連合同交流会報告「伏見界隈を散策」

秋の合同交流会に参加して

大阪頸髄損傷者連絡会 上田 修司

 当日の京都はあいにくの天候で雨具を着用し、ガイドさんの話を聞きながら昼食場所のキザクラカッパカントリーに向かいました。

 酒蔵の雰囲気のある情緒溢れるお店で、お弁当と京都の出来立ての地ビールを頂き最高に美味しかったです。
 昼食後、降りしきる雨の中周辺の街並みを散策。キリシタン大名・高山右近で知られるイエズス会の伏見教会跡地や月桂冠大蔵記念館を見学しました。
 伏見といえば灘と並ぶ日本酒の産地です。伏見の町は古くは「伏水」と呼ばれたほど良質な地下水に恵まれた場所だそうです。
 記念館ではその酒造りに欠かせない「伏水」が飲めたり、お酒造りの工程や月桂冠の歴史を学べたり、三種類のお酒を試飲できたりと様々な体験ができます。歴代の日本酒のラベルや偽物のラベルなど展示物もなかなか見応えがあり勉強になりました。
 また、坂本龍馬が襲撃されたことで有名なあの寺田屋も訪れることができました。時代劇などでよく見る寺田屋事件が、まさにこの場所で実際にあったんだと思うと感慨深いものがあります。

 時間の都合で帰らせてもらいましたが、雨でも古都・京都を堪能できたと思います。
 今回企画して下さった京都頸損連の皆さんありがとうございました。


合同交流会の感想

大阪頸髄損傷者連絡会 大西 陽子

 小雨降る京の町へと息子の運転で向かったものの、集合場所には間に合いそうもなく、やむなく昼食場所の「キザクラカッパカントリー」ヘ。 小雨にも拘らずひっきりなしに訪れる観光客の多さに圧倒。待つこと30分余?仲間の姿を確認でき安堵したものです。
 早速のお食事処は混んでいたにも拘らず、ゆったりスペースでの酒造弁当に大満足。手配して下さった京都頸損さん、有難うございました~! テーブルが隣同士での新しい仲間との出会いもありましたよ。

 街並み散策でイエズス会伏見教会跡地では、高山右近の名が出て胸にグッとくるものがありました。信仰を同じくする者として…
 月桂冠 大蔵記念館では、灘の酒造会社を見学した記憶を甦らせてくれ、寺田屋や三十石船を目にしては、小説やドラマでの坂本龍馬が思い出され、暫しタイムスリップ。

 柳にかかる雨、かえって情緒豊かで心地よいひと時を味わう事が出来、素敵な思い出が出来ました。
 有難うございました。


合同交流会の感想

大阪頸髄損傷者連絡会 高橋 すみれ

 10月15日(日)京都頸損連絡会のお世話で伏見に行って来ました。あいにく小雨が降ったり止んだりの天候でしたが、行き帰りは車を頼んでいて途中で失礼する。という形で参加しました。
 酒蔵の風景にあわせ、景観保全している、しっとりとした、町並みでした。新しい建物マンションなども、外観の色や形をマッチさせています。
 さて、お食事。”キザクラカッパカントリー”黄桜酒造の旧本店蔵をそのまま使用した建物で、天井の梁とかが見える広いフロアでお弁当を頂きました。デザートも付いて大満足。

 レインコートを着せてもらい、いざ出発。
 月桂冠大倉記念館前の駐車場で、高山右近の屋敷があった場所を教えて貰い、伏見の地はキリシタン信仰の広がり、そして迫害や殉教があった事、キリシタン灯籠が記念館の中庭に保存されている事などお話しを聞きました。
ただ訪ねるだけではきれいな町並みとしか目にはいりませんが、迫害の事などお話しを聞くと、また深いものがあります。
 月桂冠大倉記念館見学。ここで湧き水を飲ませてもらい、昔ながらの作り方をした吟醸酒と今様のフルーティな大吟醸の利き酒をしました。
 次に酒蔵を背景にして時代劇に出てくる様な川沿い散策ですが、私はお先に記念館見学から家路につきました。
 介助者無しの参加でしたが、京都頸損連の皆様のおかげで手助けして頂き、大満足な伏見見学会を企画して頂きありがとうございました。とても、楽しい一日を過ごす事ができました。感謝!


この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© 大阪頸髄損傷者連絡会 , 2018 All Rights Reserved.