星ヶ丘医療センター ピアサポート報告 頸損だより2017秋(No.143) 2017年9月10日発送

星ヶ丘医療センター ピアサポート報告

大阪頸髄損傷者連絡会 島本・石川

 6月24日に星ヶ丘医療センターで「受傷後の経験談あれこれ Part38」がおこなわれました。
 当日参加された患者さんは、・60代 女性 頸髄損傷 屋内歩行、屋外電動レベル、・60代 女性 胸髄損傷 車椅子自走レベル 排泄、在宅生活、住宅改修などこれからしていくところ、・10代 女性 胸髄損傷 本人参加よりは親御さんの参加とする予定、在住小学校への復学予定、・60代 男性 頸髄損傷 C5レベル ティルト車椅子レベル 奈良在住 住宅改修もこれから、・60代 男性 胸髄損傷 屋内電動レベルの5名と、家族の方々やPTの方が参加して下さいました。

 頸損連からは石川さん、杉本さん、三島さん、大西さん、高橋さんと島本さんの6名で参加してきました。
 頸損連の紹介を簡単にした後、杉本さんに受傷後の生活の様子や自宅の改造について、趣味や日々の生活で楽しんでいることなどの話をしてもらいました。

 60代の胸損男性は告知後、間が無く精神的に参加できないようでした。途中で病室へ訪ねて欲しいと担当PTからの依頼で部屋を訪ねましたが、やはり話したくないとの希望があり、顔だけ見せて頸損だよりと連絡先を渡すだけにして部屋を出ました。
 10代(当事者)のお父さんとも話しをしたかったのですが、女性の中に加わっていて途中で退室されたので、終了後に連絡先を担当PTに託けました。
 60代の頸損男性は受傷後そんなに日が経ってないけれど、しっかり座れていて元気な様子。
 今回は女性が多く、盛り上がっていた感じでした。


入院患者さんとの交流会感想

大阪頸髄損傷者連絡会 高橋 すみれ

 対象者:60代 女性 頸髄損傷 屋内歩行、屋外電動レベルと、60代 女性 胸髄損傷 車椅子自走レベル、主にお二人のピアカンでした。
 今回とても楽だったのは、大西さん(女性)と二人でお相手できた事です。前回は初めてで、おまけに一人だったので、あまり言ってはいけないと思いつつ、つい”頑張って”とか、”大丈夫”とかの言葉を連発して、リハビリの先生もしっかりアドバイスされているので、私で何かお役に立てたかな?という気持ちで帰りましたが、今回お一人は、排泄も自力でできる様になり、自助具がいりながらも訓練で歩ける様になられている方なので、大西さんが努力して、いろんな事ができる様になった体験談を話されて、刺激を受けられたと思います。
 片や、私の方は頸損の方の中には、私の様に頑張りすぎて、腕や手に拘縮が出るようになった事をお話ししました。ここでもリハビリの先生がうまくフォローを入れて下さいました。
 「頑張ったらできる様になるよ。」「でもやり過ぎるとリスクもあるよ」こういう事を二人でしゃべると、とても楽なんです。とにかく経験者といっても、いろんな人がいるのですから。
 今回の経験から、相談にあたる人は、複数の人の方が良いと思います。排泄の事もあるので、なるべく同性の方が良いとは思いますが。相談者が複数だと、へぇ~そういう事もあるのかと、経験者の話を聞いて、自分の勉強にもなります。外出する事ができるなら、多くの女性の方が、経験される事を望みます。

 私の場合、枚方の医療センターは遠いです。今回は会員制のリフト車を頼みました。前回は移動が大変でした。帰りにトイレに行ってバスを待ち、電車に乗ったので、夕方の渋滞に巻き込まれて、家に帰り着くまでにずいぶん時間が掛かりました。今回は終わり次第直ぐに帰途についたので、楽に帰る事が出来ました。
 参加してみようと思う方は、事前に情報をお尋ね下さい。


大阪頸髄損傷者連絡会 大西 陽子

 星ヶ丘の患者さん、お二人のうち脊髄梗塞だった女性のことが気になっています。レベルは胸椎で両上肢は動かせますが、下肢は完全マヒで排泄も自立の見通し無しと。9月には退院予定で、以後施設利用とのことですが、永久的なものではなく、一人暮らしでその後のことが不安の様子でした。両手が使えるのだから自己導尿ができるメリットや、腕力を鍛えベッド移乗などが出来れば好いですねとお話ししましたが、厳しい表情にもっと時間をかけ寄り添えたらと思えたひと時でした。とても好い経験が出来参加してよかったです。 高橋さんと二人だったことも幸いでした。またお手伝いできればと思います。有難うございました。

カテゴリー: 機関誌「頸損だより」記事, 活動報告 パーマリンク