ピアサポート報告 頸損だより2016冬(No.140) 2016年12月18日発送

ピアサポート報告

 9月24日に大阪府立急性期・総合医療センターで「第一回 脊髄損傷の集い」がおこなわれました。
 数年前から入院中の頸損の患者さんに個別にセルフヘルプ活動を継続してきた繋がりから、定期的に医療センターで自立生活を長年経験している当事者の体験や経験談を話す「集いの場」を作って欲しいとの依頼があり実施することになりました。
当日参加された患者さんは
・C5・6レベルの車いすレベルの30歳男性1名・50台男性3名
・C3・4レベルADL全介助の40後半~50歳台の男性2名・20台の女性1名
と家族の方々、OT・PTの方々でした。
 頸損連からの参加者の自己紹介後、会の簡単ななりたちや活動について話したあとに、石川さんから写真を見てもらいながら自宅の改修や普段の生活の様子について語ってもらいました。退院に向けてどのような準備が大切かが伝えられたように思います。
 続いて赤尾さんが受傷から入院中の様子や入院中に看護師さんからの言葉で在宅生活に向けて前向きになれ、今は趣味のコンサートや映画鑑賞を楽しんでいることなどを語ってもらいました。心を切り替えることで日々の生活も変えていけることを伝えられたように感じました。
 二人の話の後はいくつかのテーブルを囲んで個別の質疑応答になりみなさんこれからの生活の向けての疑問や不安について話し合う時間も持てました。
 予定の1時間を大きくオーバーしてしまいましたが、医療センターのスタッフの方の配慮で無事終えることができました。あなたの体験も語ってみませんか?


 10月29日に星ヶ丘医療センターで「受傷後の経験談あれこれ Part36」がおこなわれました。
 2001年から続けてこられたセルフヘルプ活動です。当日参加された患者さんは
・C5レベルADL全介助の60歳台の男性2名
と家族の方々、PTの方で頸損連からは石川さんと島本の2名で参加してきました。
 自己紹介と頸損連を簡単に紹介したあと少人数だったので個別に話をしました。
 入院期間が短く引き続いてリハビリをしたいけれど受け入れてくれる先が無いこと、帰宅後のヘルパーの利用の仕方やその前にそもそも和風の家で車いす生活ができるのか、排尿(今は導尿)や排便はどうしているのか、痺れた感じが何時か無くなるのか、電動車いすの操作ができるようになるのかなど質問があり、私たちも受傷した頃は同じように感じていたこと、今こうして外出できるようになれるとは思っていなかったことを伝えました。
 入院中に身体に関する疑問や不安を相談する人が居なかったとのこと。今後は二方ともに介護保険の年齢になられていてケアマネージャーが相談者として入ってくるので、障害者の事をよく知っている、若しくは話をしっかり聞いてくれる人を探すことや高齢者でも車いすの購入補助など障害福祉の制度を活用できる場合もあるので役所で訊ねてみて欲しいと話してきました。


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